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日々の雑記帳

JBCを観に盛岡遠征

 今日(11/3)は盛岡競馬場JBCが行われたが、そのJBCを観るために盛岡まで日帰りで遠征してきた。盛岡でJBCが行われるのは2014年以来である。2014年はJBCレディスクラシックを私の出資馬であるサンビスタが勝った。私も現地観戦していた。私が盛岡競馬場に行ったのはサンビスタが勝ったJBCの日以来である。

 盛岡に東北新幹線で向かっていると、列車が緊急停止した。北朝鮮からミサイルが発射され、Jアラートが出されたとのことである。物騒な世の中だ。新幹線が数分止まったものの、無事に盛岡に着いた。

 盛岡駅到着後は、駅ビルで、盛岡に行った時は必ず飲んでいるずんだシェイクを飲んだ。そして、盛岡といえば盛岡冷麺ということで、今回は駅チカにあって朝10時から営業している寿々苑という店で冷麺を食べた(朝の10時頃だったので営業していない店もあったがここは開いていたので)。一通り駅前観光を楽しんで(←食ってばかりだがw)、いよいよ競馬場に向かう。

 競馬場行きの無料バスのバス停がある北口のロータリーでバスを待っていたが、JBCの割には客らしき人があまりいない。出発時刻の11時になってもバスが来ない。なんか様子が変だ。そう思って時刻表を確認しようとしたところ、時刻表のそばに目立たない貼り紙がしてあり、そこには「11/3は西口バス停から発車」との案内があった。いつもの場所からの発車じゃないのかよ。他にスポーツ新聞を広げている爺さん2人が近くにいたので、声をかけ、一緒に西口まで移動した(そのうち一人は階段ではなくエスカレーターで移動したいということで途中で分かれた)。

 西口の乗り場に行くと結構な人がいた。バスに乗り込んで、北口で出会った競馬オヤジと競馬談義をしながらバスに揺られていく。地元の方だが、そこからバスに乗ったのは初めてだそうだ。ハイセイコーの頃に20代だったとのことなので、今は70歳前後かな。バスが市街地を離れて、初めての人なら「こんなところに競馬場なんかあるんだろうか」と思ってしまうような山の中に入っていき、競馬場に到着。バスを降りる時に岩手県の畜産物のプレゼント引換券をもらった。そのプレゼントにはベーコン、焼豚、ソーセージ2パックが入っていたが、荷物を少しでも減らそうと、スタンドでソーセージ一袋を(加熱せずに)そのまま食べた。

 競馬場では小雨が降っていた。降ったりやんだりだが、降っている時間の方がはるかに長かった。あいにく傘も合羽も持っていない。ずぶ濡れになるほどの大雨にはならなかったが、レースとパドックを見ている時以外はなるべく建物の中にいるようにした。

 もっと困ったことがあり、auの電波がなかなか繋がらないのである。山の中にある盛岡競馬場にここまでの人が入ることはほとんどないと想定されるため、アンテナの容量が耐えられないらしい。楽天競馬で馬券を買おうとしても、なかなか画面が進まない。紙馬券を買えという話も出てきそうだが、窓口も混んでいるし、そもそも楽天ポイントを貯めたいし、地方競馬の収支管理は楽天競馬上でやっているのである。
 場内にauWi-Fiを使えるエリアを発見したので、ネットに繋ぎたい時はそのエリアに移動して繋ぐこととした。もっと Wi-Fi を使えるエリアを広げてもいいのにと思ったが、現状、一部の限定された場所でしか Wi-Fi は使えないようである。

 3レースあたりから馬券を買っていたが、全然当たらない。だから肝心の競馬に関してはJBC以外は特記事項なし(まあ、結局JBCもすべてハズレだのだが^^;)。

 イベントとして予定されていた「陸上自衛隊第9師団第9音楽隊」によるミニコンサートが、諸事情により中止となっていた。こんなところにも北朝鮮のミサイル発射の影響が…。もちろん自衛隊ブラスバンドの演奏のためにあるのではなく、国土の防衛のためにあるわけなので、自衛隊の皆さんには国土の防衛のために頑張ってもらいたい。

 また、場内では、北海道フェアみたいなのが行われていて、北海道のいろいろな飲食店の屋台が出店されていた。

 この写真は「ホヤの串焼き」である。東北出身の私はホヤが大好物なのであるが、ホヤを加熱調理したものは初めて食べた。ホヤはたいてい生で食べるし、それ以外では塩辛は食べたことがあるが、焼いたホヤというのは初めてだ。ホヤはくせがあるので関東以南の人にとっては好き嫌いが分かれるが、加熱により独特のクセがぶっ飛んでいるので、ホヤが苦手という人も食べられると思う(ただし北海道産のクセの少ないタイプのホヤを使っている可能性はあるが)。物珍しさに思わず写真を撮ってしまった。

 8年前に我が出資馬サンビスタがここ盛岡で勝った思い出のレースであるJBCレディスクラシックはショウナンナデシコサルサディオーネの2頭軸の3連複で中央馬に流しで勝負した。しかし、サルサディオーネもショウナンナデシコも連に絡めなかった。ショウナンナデシコが辛うじて3着。サルサディオーネは、逃げたが早々にバテてしまった。
 勝ったのは早めにサルサディオーネに並びに行ったヴァレーデラルナ。準オープンを勝ったばかりの馬だが重賞初出走でいきなりJpnI制覇である。鞍上は岩田望来騎手。

 岩田望来騎手のお父さんの岩田康誠騎手はサンビスタJBCレディスクラシックを勝った騎手である。盛岡で行われたJBCレディスクラシックを父子制覇である。そのことは場内実況でも話題にされた。netkeibaさんもTwitterで話題にしていた。写真まで付けていただいてありがたい。

 JBCスプリントはその父の岩田康誠騎手が騎乗したエイエムサウスダンを頭で勝負したが、不発に終わり7着。勝ったのはダンシングプリンス。クラスターカップで不発だったので人気を落としていたが、ここで来たか。

 門別で行われたJBC2歳優駿は2頭出し角川厩舎の人気のない方のオーマイグッドネスから3連複流しとしたが、惜しくも4着だった。あと少しで的中だったのに…。

 ここまでノーホーラだったので、JBCクラシックぐらいは当てないとと思い、手堅く勝負。テーオーケインズとメイショウハリオの馬複一点で十分かと思ったが、3着に来る馬もある程度限られてそうなので、その2頭を1,2着付けの三連単で中央馬に流した。そして、テーオーケインズは無難に勝ったものの、2着に来たのがクラウンプライド。2番人気となっていて人気し過ぎと思っていたのだが、しっかり人気通りに2着に来た。というわけでノーホーラ確定(涙)。

 今年は盛岡でもナイターができるぐらいの照明ができたせいか、発走時刻が遅く、JBCクラシックの発走は真っ暗になった18:40だった。レース終了後に帰りのバス乗り場に向かったが、ものすごい行列ができていた。前トクで買っていたので変更不可能な指定席の新幹線の時刻に間に合うかどうかが不安だったが、かなりギリギリで間に合った。無事に予定の列車には乗れたが、ギリギリだったので、帰りに買おうと思っていた大好物の南部煎餅を買えず、馬券がノーホーラだったこともあり、失意のまま帰京した。