本日、中央競馬の松田大作騎手が突如引退を発表した。来年2月に引退なのではなく12/17付けで引退である。
先日の熊沢騎手もそうだったし、調教師試験に合格した田中勝春騎手も来年2月ではなく今月いっぱいで引退するということで、今年は中途半端な時期に引退をする騎手が多い。
松田騎手といえば、我が出資馬サンビスタにチャンピオンズカップで乗った騎手なので思い出深い。勝った15年ではなく、4着だったその前年である。その年のサンビスタはもともとチャンピオンズカップを使う予定はなく、JBCレディスクラシックを勝った後も調子が落ちなかったので急遽使うこととなったわけだが、主戦の岩田康誠騎手に先約(ローマンレジェンド)があったため、急遽松田大作騎手を起用することとなったものだ。
その時のチャンピオンズカップの様子は、以前私がWeb上のフリーペーパー「ウマフリ」に寄稿した。
その記事に書いた通り、カメラが上位3頭ばかり映してたので映像だといつの間にか4着に来てたという感じだが、現地で見てたらサンビスタの直線での追い込みはものすごかった。かなりの後方から上位3頭に迫る勢いだった。
勝てなかったし、映像だけ観ていた大部分の人にはその強さをアピールすることはできなかったが、この激走があったので、私にとって松田騎手は非常に思い入れの深い騎手である。あと、翌年のチャンピオンズカップの日の最終レースで勝ったのも印象的だった(ウマフリの記事参照)。
長い間、お疲れ様でした。