昨日から弘前に帰省しているのだが、新幹線で新青森まで行く最短ルートではなく、途中でリゾートしらかみに乗るために盛岡から秋田に向かい、五能線経由で弘前に向かった。盛岡からの時間が東北新幹線経由と比べて倍ぐらいかかるし料金も高いのだが、リゾートしらかみに乗るためにその行程とした。
大宮で新幹線こまち号に乗り、秋田までは乗換なしなのだが、盛岡で切り離し後は車両は新幹線だが事実上は在来線特急区間。盛岡ー秋田間は新幹線と呼べるほどには速くなく、単線なので途中で上下すれ違いのために待ち合わせをしたりする(大曲ー秋田間は複線)。
予約しておいた列車はリゾートしらかみ5号。「橅」編成が予定されていた。しかし、秋田駅に泊まっていたのは「青池」編成だった。前日に集中豪雨の影響で運休となったため予定の列車ではなくなっていた。本来の編成に戻すために、五能線の中間ぐらいにある深浦で車両を交換するそうだ。深浦で強制乗り換えになるが、1回の乗車で2つの編成が楽しめると考えるとお得だ。
列車は秋田駅から奥羽本線を北上し、五能線への分岐駅となる東能代駅へ。
東能代で進行方向が逆になり、五能線へと入った。隣の能代駅までは都会だが、そこから先は白神山地の麓ののどかな田舎という感じ。
途中「五能線一の絶景」と言われる秋田青森県境付近では列車の速度がゆっくりとなった。車窓から撮った写真が以下。
青森県に入り、深浦まで行くと本来乗るはずだった橅編成の列車がやってきて、乗り換えた。
その後の千畳敷ではしばらく停車したので散策。この日は(おそらく前日ほどではないが)天気は良くなかったが、千畳敷では雨が上がっていた。
その後は五能線を弘前方向に向かい、川部で進行方向が逆になった。私は弘前で降りたが、この列車は弘前からはまた進行方向が逆になり青森へ向かうことになっている。リゾートしらかみを完乗すると、東能代、川部、弘前と3回進行方向が変わるんだな。