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角居勝彦元調教師の最新の著書を読んだ

 今年の2月に引退した角居勝彦元調教師(&元グランド牧場社員)の著書「さらば愛しき競馬 (小学館新書)」を読んだ。発売日が2020/11/26なので、勇退する3ヶ月前に出版された著作である。

 角居先生といえば、私の出資馬であり重賞勝ち馬であるサンビスタクイーンマンボの所属厩舎の調教師である。これら2頭について、本の中で取り上げられていた(同厩舎に所属したことがある私の出資馬は他にマグナレガーロサンジョアンがいるが、これらの馬には触れられていない)。

 この本の中で、私の出資馬であるサンビスタやクイーンマンボについて触れられている部分について見ていこう。

 「ダート適性は血統ではなく走り方を見る」という節で、

 クイーンマンボは父マンハッタンカフェ、ダノンプレシャスの半妹で、その血統構成から牧場からは芝で走らせたいというリクエストがありました。それで2017年3月の小倉・芝1800mでデビューさせましたが14着。

と、走り方からダート向きだがオーナーサイドの要望で芝でデビューした馬の例として挙げられている。
 なお、クイーンマンボの馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンユニオンオーナーズクラブの持ち馬法人)なのだが、ユニオンの場合、対厩舎という意味では実質的に生産牧場がオーナーの様なものなので、「牧場から…」となっている。

牝馬はどのタイミングで引退させるのか」という節では、「やはり思い出すのはサンビスタ。」と述べられている。

 サンビスタ一口馬主クラブの馬なので、6歳春で引退することが規定となっています。
(略)
しかし、牧場サイドから「もう1年やってみてはどうか」と言われたのです。

とのことである。JBCレディスクラシックを勝ち、チャンピオンズカップで4着に好走した時に現役続行を機能したのは調教師よりもむしろ牧場だったのか。現役続行で繁殖入りが1年遅くなったけど、6歳時に重賞4勝してしかもそのうち1つはチャンピオンズカップなんだから、牧場から見ても繁殖としての勝ちが上がったよな。もちろん出資者である私としては現役続行してくれて非常に嬉しかった。

 そして終章「重賞勝ち馬の思い出」。

サンビスタ
 09年生まれ 牝 父スズカマンボ 14年ブリーダーズゴールドカップ、14年JBCレディスクラシック、15年TCK女王盃競走、15年マリーンカップ、15年レディスプレリュード、15年チャンピオンズカップ

 かつて私が働いていたグランド牧場の生産馬です。南関東をはじめ北海道・東北の牝馬交流レースを走りまくりました。牡馬には分が悪いと思っていたので、ダートの猛者が集まった中央のGⅠを勝てたのはいまでも信じられませんし、説明もできません

 この太字部分は前作「競馬感性の法則」でも同じ様なことが書いてあった。つまり私が現時点で唯一口取り式に参加したことのあるレースの勝ち馬は、管理する調教師にすらなぜ勝てたかわからないのである。

●クイーンマンボ  14年産 牝 父マンハッタンカフェ 17年関東オークス、17年レディスプレリュード

 サンビスタと同じグランド牧場ユニオンオーナーズクラブの所属馬だったので、どこの競馬場でも大勢の応援をいただきました。秋は秋華賞を目指してローズステークスを使いましたが12着。その後は再びダート路線に向かい、牡馬相手によくがんばってくれました。同じ歳のラビットランとはよきライバルでした。

 ラビットランと一緒のレースに走ることが多く、私がクイーンマンボの応援に現地に行くとラビットランが勝つのを見たことが多い気がする。
 園田競馬場で行われた兵庫チャンピオンシップの日に、私が一般エリア(TSSのイベントブース前)で角居先生を見かけた時に「今日のメインに出走するクイーンマンボの出資者です。東京から応援に来ました。クイーンマンボをよろしくお願いします。」と話しかけたのも「どこの競馬場でも大勢の応援をいただきました。」という印象付けに一役買ってるのかもしれないな(笑)。

 というわけで、私の出資馬について書かれているところをピックアップして紹介したが、多くの重賞馬を輩出している調教師の著書なので、その内容はここに書いたことばかりではない。競馬を見る上で役に立ちそうなことも色々と書かれていて、読み応えのある本である。内容全体について興味のある方は、ぜひこの本を買って読んでみよう。