今朝、競馬界にショッキングなニュースが流れた。まさに青天の霹靂だった。
滋賀県警草津署は6日未明、日本中央競馬会(JRA)の調教師角居(すみい)勝彦容疑者(54)(滋賀県栗東市小野)を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。角居容疑者は容疑を認めており、県警は6日午後に釈放した。
発表では、角居容疑者は6日午前0時5分頃、滋賀県草津市の市道で飲酒運転した疑い。ワゴン車と衝突事故を起こし、呼気から基準値(1リットル当たり0・15ミリ・グラム)を超える0・18ミリ・グラムのアルコール分が検出された。
角居容疑者は2011年から3年連続で年間最多勝利を挙げたほか、「ウオッカ」で日本ダービーを制するなどGI24勝の名調教師として知られる。
http://news.netkeiba.com/?pid=news_backnumber&page=2
そして、JRAからは以下の発表があった。
調教師 角居 勝彦の調教停止について
調教師 角居 勝彦(栗東)は、7月6日(金曜)、滋賀県草津市内で自動車を運転していたところ、道路交通法違反容疑(酒気帯び運転)により滋賀県警察に現行犯逮捕されたことが判明しました。
このことは、本会の調教師として重大な非行があったものと認められるため、日本中央競馬会競馬施行規程第148条第2項により本事案について裁定委員会に送付するとともに同条第4項により7月6日(金曜)から裁定委員会の議定があるまで同調教師による馬の調教を停止することとしましたので、お知らせいたします。
角居先生は私が大ファンのグランド牧場の元社員ということで応援している調教師である。著書も読んでるし。また、一口出資馬のサンビスタで私にとって初のGIを取らせてくれた調教師でもある。
現役馬やデビュー前の馬でもクイーンマンボ 、マグナレガーロ、マルキーズ、サンビスタの17の4頭に出資している。サンビスタは手頃な値段だったが、これらの馬は高かったが厩舎が魅力なので出資した馬だ。特にサンビスタ初仔は牝馬で7000万円と破格の金額なのに出資してしまった(私はそこまで高い馬に出資したことはない)。
これらの馬はどうなるのだろうか?特にクイーンマンボは来月門別で行われるブリーダーズゴールドカップに出走を予定しているので非常に気がかりである。
昨年、園田に行ったときにお話する機会があったのだが、非常に気さくな紳士という感じの方だった。とてもこんな事件を起こすような人だとは思えなかった。
角居先生は3年後の2月一杯で引退・厩舎解散を発表している。JRAの正式な処分の発表はまだだが、免許剥奪にはならなくても一定期間調教停止にはなるだろうから、このまま辞めてしまわないか心配でもある。私の一口馬主生活では最もお世話になってる調教師なのに。中竹厩舎に移ってもスタッフは変わらないだろうから、厩舎スタッフのみなさんはこういうピンチの時だからこそ頑張って欲しいものだ。
最後に、この写真を貼っておこう。
こんな時だからこそ。角居先生(&岩田騎手)のサイン。サンビスタのJBCレディスクラシック祝勝会の時に、私が「私の競馬履歴書」コーナーに登場しているユニオンの会報(事実上のサンビスタ特集号)にサインしてもらいました。
これは私の一生モノの宝物。ただサインがしてあるだけではなく、その中に2ページ私の記事が書かれてあって、しかも事実上の愛馬サンビスタの特集号だからだ。