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日々の雑記帳

ウオッカで乾杯

 今日の安田記念ウオッカ強かったね。直線で前が壁になったのだが、前が開いた瞬間に飛び出して、そこからが土壇場。ディープスカイを捉えて安田記念2連覇だ。

 さて、今日の私は安田記念の馬券は外してしまったのだが、東京競馬場のターフィーショップで河村清明氏の著書「ウオッカの背中」を買った。ヴィクトリアマイルの日か安田記念の日に競馬場でその本を買えばウオッカの牧場での生写真がもらえるとのことだったが、そのことを知ったのがヴィクトリアマイルが終わったあとだったので、今日まで買わずに我慢していたのである。河村さんの作品は好きなので、本当はもっと早く買おうと思っていたのだが。

 でももっと早く買っておけばよかったな。その本が書かれたのは、少なくとも今年のヴィクトリアマイルより前である。まだ前書きしか読んでいないのだが、ダービーを勝ってから低迷していたのが安田記念天皇賞・秋で見事な復活を遂げるまでの関係者の苦労話が語られているようだ。この本を事前に読んでおけば、今日のレースはより感動的に味わえたに違いない。馬券が当たるか外れるかは別次元の話として。

 たとえば、私が競馬初心者だった頃に最も感動的だったのはウイニングチケット柴田政人が勝った第60回ダービーであるが、そのレースで体が震えるぐらい感動したのも直前に寺山修司が書いた騎手列伝の柴田政人のところを読んだからだし(詳しくはこのエッセイを参照)。