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日々の雑記帳

第2回ジョッキーマスターズ

 というわけで東京競馬場に行ってきました。いつものアル共より人が入っていたな。そりゃ入場無料でしかもオグリキャップ登場&ジョッキーマスターズ開催とあれば客は入るか。ちなみにオグリキャップの放牧見学には信じられないぐらいの行列ができていた。だから、遠くから眺めるだけにした。

 さてジョッキーマスターズだが、何と河内洋が2連覇達成。河内元騎手といえば「2000勝したら調教師試験の1次試験免除」の制度が廃止になるギリギリの時にその制度を使うために騎手として余力が残っていたにもかかわらず引退して調教師に転進した騎手である。一連の田原事件のせいでその制度が廃止になった様なものなので、田原成貴(元騎手・調教師)が引退に持ち込んだといってもいい。でも、その事件がなかったら、もしかしたら今でも現役騎手として頑張れるのではないか?そう思わせるような騎乗だった。

 2着は鉄人佐々木竹見。もう67歳の高齢だし、ただ顔見せ程度に出てくるだけかと思ったら本気モードだったらしい。それにしても67歳にしてあの騎乗ができるとは恐れ入った。それが佐々木竹見という男の鉄人ぶりだろう。3着は岡部幸雄。佐々木ほどではないがこちらも高齢だ。この2人が勝った河内との大接戦を演じたすばらしいレースだった。騎手として余力を残して引退した河内を除くと、かなりの高齢になるまで現役を続けた地方・中央の雄が上位争いをしたこととなる。年をとっても現役を続けられたというタフさが、引退後も活躍できる力の源となっているのだろうな。

 ちなみに第1回は柴田政人がスターターだったが、今回は岡部や柴田政人より1年先輩の小島太がスターター。レースは芝1600mなので向正面(2コーナーあたり)がスタートだが、何故かスターターの台がスタンド側のウイナーズサークルに設置されていた。私のすぐ目の前で小島太スターターが旗を振っていた。まるでレースのスターターというよりはファンファーレを演奏するブラスバンドの指揮者の様だ(笑)。レースの実況は私の、というよりは多くのファンの期待に応えて杉本清氏。杉本節が場内生実況でレースを彩った。解説は現役騎手の後藤騎手と、前回は騎手として出場した根本調教師。