2025年の中央競馬の開催が今日から始まった。そして今日は東西で金杯が行われた。その金杯を現地で観てきた。
といっても中山競馬場ではなく中京競馬場に行ってきたのである。関東民なのに。
中京まで遠征したのは出資馬のカーボナードが中京の新馬戦でデビューするからである。カーボナード号の応援のために中京競馬場に行ってきた。私にとって今年の初競馬場である。
カーボナードが出走したのは中京4レースなのだが、日の出前に府中の自宅を出発したら、朝の1レース前には中京競馬場に着いていた。中京競馬場に行くとまず観たいものがこれである。
中京競馬場で行われたGI・チャンピオンズカップを私の出資馬サンビスタが勝利した記念のレリーフである。
さて、直前で決めた中京遠征だったので席が取れるかどうかが微妙だったが、前日予約サイトを見るとSシートに空きが出ていたのでSシートの指定席券を購入した。Sシートはこんな感じだった。
電源コンセント2口にパソコンが用意されていた。そのパソコンではJRA-VAN NEXT を閲覧でき、また、全場のレース中継も観れる(その代わり高い指定席には通常あるレース中継用のモニターはなかった)。私は自前のノートPCを持っていって Target Frontier でデータを見ながら予想するのだが、それ以外にもう1台競馬場にカスタマイズされたPCがあるのは便利だ。座席から直接レース観戦はできないものの、私のようなデータ派競馬ファンにとっては快適なスペースだ。
カーボナードが出走する第4レースは口取りが当たってたこともあり、1階まで降りて口取り集合場所の近くで観戦。血統的に芝馬だと思っていたのだがダートのレースに出てきたので正直半信半疑だった。後方からレースを進めたが、直線でもジワッと上がって来てはきたものの、上位に届くほど伸びてくるわけでもなく9着に敗れた。やはり、芝の方がいいのかな…。
その後はワークスペースのような席に戻り予想をして馬券を買って、中京のレースはレースを生で観れる場所まで移動してということを繰り返し、いよいよメインレースの京都金杯である。今年は中京で行われるのだがレース名は京都金杯だ。私の本命は同コースで重賞勝ちのあるセルバーグ。セルバーグは途中からハナに行くがペースが速かったこともあり直線で早々にバテた。ゴール前は3頭による接戦だったが、昨年の中山金杯12着馬サクラトゥジュールが8歳にして58kgのハンデを背負って勝利を決めた。ハンデ戦では高齢の重ハンデ馬は若い頃の実績のせいで現在の実力以上にハンデを背負わされていることがあるので狙いにくい。
京都金杯に続いて中山金杯もハズレだった。金杯で乾杯の予定だったが、結果は金杯で完敗だった。
東西金杯はハズレだったものの、それ以外のレースで的中したものもあり、一日のトータル収支はプラスだった。ただし、指定席代すら回収できていない。
帰りは連休の最終日ということもあり全席指定ののぞみ号がとれなかったので、名古屋に向かわず名鉄本線の反対側の終点である豊橋まで行って、そこからこだま号に乗った。
自宅のある府中に戻り、府中本町駅で降りると、府中本町駅前にある自称「東京競馬場から最も近いパチンコ店」の店頭に以下のようなパネルが飾られていた。
このパチンコ屋はサクラトゥジュールの馬主であるさくらコマースの系列らしい。仕事早いな。サクラトゥジュールが勝つことを前提にあらかじめ用意してあったのだろうか?よく見ると京都金杯とはゼッケン番号が違うし、内馬場の様子が中京ではなく東京競馬場なので、別のレースの写真を使っているのだが。