毎日がエブリデイ!

日々の雑記帳

今年の東京競馬場花火大会はユーミンとのコラボだそうだ

 このブログに「東京競馬場 花火」で検索して来る人が多いのだが、昨年に引き続き、今年も例の入場無料の花火大会はやらないらしい。

 昨年は個のブログのこちらの記事に書いた通り、ローリング・ストーンズとのコラボだったが、今年はユーミンこと松任谷由実とのコラボだそうである。

prtimes.jp


 相変わらずコンサート並みの入場料を取る模様。記事にはユーミン自身が出演するともしないとも書いていないが、昨年はローリング・ストーンズは出演していないのにその値段だった。おそらく今年も本人の出演はないだろう。ユーミンの生歌が聞けるならその値段でもいいと思うのだが。

 ユーミン東京競馬場といえば荒井由実時代の名曲「中央フリーウェイ」が有名である。「♪右見える競馬場 左はビール工場」と歌詞内に東京競馬場(と思われる競馬場)が登場するその曲は、近年は東京競馬場で行われるフリーウェイステークスというレースの入場曲として使用されるようになった。

 今年の花火大会のタイトルは「Yuming 50th Anniversary 〜真夏の夜の夢〜」と、ユーミンの楽曲「真夏の夜の夢」がサブタイトルに付く。真夏の夜の夢と花火と言えば、ちょっとした思い出がある。

 私は学生時代コンサート会場で会場整理や機材の設営撤去等のアルバイトをしていたのだが、真夏の夜の夢の発売日の前日(調べたら1993年7月25日らしい)、逗子マリーナで行われたユーミンの野外コンサートで会場整理のバイトをしていた。その時に「明日発売の新曲」として披露されたのが「真夏の夜の夢」という曲である。会場では花火が上がっていた。私は観客席でステージに背を向けて立っていたので、花火は見えずに音だけ聞こえていた(笑)。コンサート終了後、逗子から東京に帰る時の電車の中吊り広告にちょうど真夏の夜の夢の広告があったので、一緒に帰ったバイト仲間と「あの曲って、さっき明日発売と言ってた曲だよね」と話していた記憶がある。

 ところで、コンサートのバイトをしていた時、ユーミンのコンサートの設営の仕事はきついからやらない方がいいと言われていた。CDが売れすぎるので、税金対策でコンサートのステージをやたらと豪華にして赤字を出しているという噂があった(あくまで90年代前半の話で、今でもそうなのかは不明)。実際かなり豪華なステージだった。また、ユーミンのコンサートはクラシックのコンサートの様な曲間入場である。コンサートが始まった後は曲の最中には入場できず、曲の合間にしか入場できない。出入り口の扉の開け閉めの光や音が演出の妨げとなるからである(逗子は野外なのでそれはなかったが屋内のコンサートではそうしてた)。そこまで、舞台演出に凝っているのである。ただし、今回の花火大会はおそらく本人が来て歌うわけでもないからそういうことはないだろう。

 東京競馬場の花火大会は2019年までは入場無料の市民サービスとして行われるイベントだったのだが、昨年から商用化されてしまったのは寂しい限りだ。コンサート並みの入場料取るならミュージシャン本人も出演させろよ(笑)