出資馬のブルーヘヴンが本日付けで抹消された。近走の成績を鑑みると致し方ないだろう。
一昨年、割と早い時期にデビューしてデビュー戦で3着、その次の未勝利戦を快勝した時はかなり期待した。
しかし、500万条件に上がってからの成績は散々だった。力はあるのかもしれないが、砂を被ると嫌がってレースを辞めてしまう。それが致命的だった。
この世代のユニオンの募集馬でグランド牧場産の馬はブルーヘヴンの他にはクイーンマンボとバンパークロップ(重賞馬マイネルクロップの妹)がいる。クイーンマンボへの出資は迷わずに決めたが、残りの2頭のうち1頭に出資しようと思い、迷った末に決めたのはブルーヘヴンだった。バンパークロップはデビューすらなかなかしてくれず、その時点ではブルーヘヴンを選んで正解だったかなと思っていた。だが、バンパークロップはデビューこそ遅れたものの、すでに2勝しており1000万でも結構頑張っている。バンパークロップを選んでおけばよかったかな。それか3頭全てに出資するとか。
ブルーヘヴンは募集総額800万円の安い馬である。先日横綱日馬富士(旧名:安馬)が引退したが、それに続いて安馬の引退となった。
私の出資馬では先日スーパーノヴァが引退したばかりである。そのショックも冷めやらぬ間にまたしてもグランド牧場産の愛馬の引退。寂しくなるな。
2017/12/20
ブルーヘヴンの近況美浦トレセン
レース後も脚元等に異常はないが、近走のレース内容を鑑み、関係者間で協議した結果、残念ながらこのまま引退することになった。本日、中央登録を抹消。「ここまでいろいろ試してきましたが、本馬の持っている力を出し切ってあげられず、早い時期での引退となってしまい、申し訳ありませんでした。ここまでの内容からすると、やはり現状ではハナに行けなければ力を出せないようです。500万クラスの短距離戦ではハナに行くのが難しく、かといって、中距離戦ではスタミナがもちませんしね…。もっとテンの緩いペースの短距離戦であれば楽にハナに行けて、楽勝していたと思うんですけどね。能力のある馬だけに、結果を出せず、余計に残念です」(師)
まあ、募集価格を考えるとあまり走らなくてもしょうがないとも思う。勝ち上がってくれただけでも良かったのかも(出資金の元を取れるほどには稼いでないが)。
お疲れ様でした。