明日の朝は私の住む府中市の最後の無料ゴミ収集の日である。というわけで家中の燃えるゴミをかき集めて、マンションのゴミ収集ボックスに出してきた。ちなみに燃えないゴミは2/1が最後の様だ。
府中市では2/2よりゴミ収集が有料となる。ゴミ収集有料化は全国的にあちこちの自治体で行なわれていることなので時代の流れなのかな。
ただ、府中市の魅力といえば緑とオレンジの箱だ。府中市では市内のあちこちにゴミ収集用の金属の箱が置かれていて、365日24時間好きなときにその箱の中にゴミを捨てていいことになっている。これは非常に便利であり、府中市の魅力でもあったのだが、これが2/1をもって撤去されるのだ。
幸い私の住むマンションではゴミ出し用専用BOXが用意されたので、ゴミを出しに行く手間は今までとはさほど変わりない。分別をしっかりやらなければいけなくなるが、これはゴミ収集の制度如何にかかわらず市民として心がけなきゃならないことだしね。
一戸建ての住宅でも個別回収となり自宅の前にゴミを出しておけばゴミ収集車が持っていってくれるらしい。この点では確かに便利かもしれないが、やはり収集BOXは無くさないで欲しかったな。なぜかと言えば、金属の蓋付きの箱に入れることによって、カラスや野良猫が寄りつかないからだ。府中市は人口20万人を超える都市であるが、この規模の都市であるにもかかわらず、朝街を歩いていてもほとんどカラスを見かけないのだ。府中市は何もゴミを出すのが楽なのだけが魅力なのではなく、ある程度以上の規模の都市だと大抵のところで問題になっているカラスがほとんどいないなど、綺麗で住みやすい街なのが魅力的だったのだよな。回収ボックスが無くなってカラス等の衛生被害が起きないか非常に心配である。
府中市には他にも自治体がカネを持っているので、行政のサービスレベルが良く、道路も広いし夜でも明るいなど魅力的なことが多い。固定資産税・都市計画税等の税金も安いし。東京都の市部の中では武蔵野市と並んで住みたい市の1,2を争う市である。しかし、その魅力の中でも大きなものが無くなるのは残念だ。暮らしやすさってとことが府中の魅力なんだから。