毎日がエブリデイ!

日々の雑記帳

ユニオンのセレクトツアーに参加

 6/29(土)~6/30(日)の2日間は、私が会員の一口馬主クラブであるユニオンオーナーズクラブのセレクトツアーに参加してきた。セレクトツアーとは、今年募集する1歳馬の展示をメインにした馬産地ツアーであるが、この手のツアーには初参加である。もちろんユニオンのツアーにも初参加だ。

 例年、ユニオンのセレクトツアーは中央競馬の東京開催の週に行われており、府中市民である私は東京開催時は競馬場に行くことを優先しているため、今まで参加したことがなかった。しかし、今年は1週遅く、府中開催終了の1週後の開催だったので、参加してみることとした。

6月29日(土)

 朝早く府中の自宅を出発し、羽田空港から飛行機で新千歳空港に到着。新千歳空港の到着ロビーに集合場所があるのだが、なかなか見当たらずに苦労した。どうにか集合時刻ギリギリに集合場所に到着。

 この日は空港からバスで新ひだか町(静内)にある北海道市場へと向かったが、昼食は弁当が配られてバスの中で食べた。バスの中では募集馬のDVDが上映されたので、持っていったパンフレットと見比べながら「予習」をする。

 そうこうしているうちに北海道市場に到着。そこでは、募集馬を4つのグループに分け、1頭ずつ周回して回る個別展示と、その後自由に見て回れるグループ展示が行われた。なお、ソフトドリンク飲み放題だった。

 ここで、私の注目馬たちの写真を紹介しよう。

 全部グランド牧場の生産馬である(笑)。私が注目する馬とはこんなもんだろう。それだけじゃ申し訳ないから、もう1頭写真を紹介。

 米三冠馬 American Pharoar の産駒なので注目している人も多いだろう。

 その後は静内のホテルに移動。3箇所に分かれて泊まるのだが、私が泊まったのは個人で牧場巡りをする時に常宿にしているエクリプスホテルではなく、アネックスホテルだった(宿泊するホテルはこちらで決められず主催者によって割り振られる)。夜のパーティーはエクリプスホテルで行われるのに…。

 というわけで夜のパーティーの事も書いておこう。このパーティーには会員とクラブスタッフだけではなく、牧場の方々が参加していた。秋に行われている懇親会みたいな感じだが、東京や大阪でやる懇親会と違って牧場の参加者が多い。参加牧場が多い上に1つの牧場から来ている人数も多いので、秋の懇親会よりも牧場の方とお話する機会は多いだろう。

 お目当てはグランド牧場だったのだが、私が到着した頃にはそのテーブルはすでに人で一杯だった(さすが人気牧場)。そこで、グランド牧場の隣のテーブルに着いた。まずはバイキングで腹を満たす(笑)。

 グランド牧場のテーブルは満席状態だったので、テーブルではなく壁際に並べてある椅子のところにいた女性社員に話しかけた。すれ違ったときに名札を見たら見覚えのある名前(苗字が社長の苗字と一緒で名前が Twitter で相互フォローの人の名前)だったのでその人に声をかけると、やはり社長の娘さんだった。社長の娘さんによると、グランド牧場内では私のことが有名らしい(苦笑)。そりゃホームページや Twitter 上でグランド牧場のことをかなり書いている上に(あと、ユニオンの会報の「私の競馬履歴書」のコーナーに載った時もグランド牧場を全面に出した)、 Twitter のアイコンがグランド牧場の勝負服を着た銅像だから有名になるのも無理はないか。2012年に初めてグランド牧場に見学に行った時も、対応してくださった係の人が私のこと知ってたし(ただしその人はその後すぐに退職したらしい)。娘さんとは昼の展示のときにもちょっとお話したのだが、その時に名札を見て「Twitter のあのアイコンの人だ」と分かったようだった。そういえば展示の時は社長夫人が向こうから挨拶してきた。数年前に何人も見学者がいた時に対応してくれて以来、直接話したことはないのに(サンビスタチャンピオンズカップ祝勝会の時もいたが、直接話せていない)。

 あと、パーティーの終わり頃に、サンビスタやクイーンマンボの出資仲間でエポカドーロにも出資している抜群の相馬眼の持ち主Iさんにどの馬がいいか聞いたらスズカエルマンボの18(クイーンマンボの妹)に出資しようと思うとのことだった。値段が高いのでどうしようか迷ったが、Iさんが行くならそれに乗っかることにした。人気になりそうな雰囲気があったのでツアー参加者優先枠に申し込むこととした。

6月30日(日)

 ホテルでこの日の競馬の予想をしてIPATで勝ち馬投票をし、バイキングで朝食をとってから、ホテルの前でバスに乗り込んだ。

 この日の行程はまずはアロースタッド見学だった。アロースタッドでは何頭かの種牡馬が馬見せ場に出てきて、係員の方が解説してくれた。前日1歳馬ばかりを見ていたので、それに目が慣れてしまって馬が大きく見える。目玉は新種牡馬として輸入された米国産のシャンハイボビーなのかな。その後は厩舎の種牡馬を自由見学。アロースタッドにはグランド牧場種牡馬3頭(ヴィットリオドード、スズカコーズウェイ、ダブルスター)も繋養されていた。一通り回ったが、そのグランド牧場のエリアにいた時間が長かったかな。午前中だったので運動のために放牧に出ている馬もいた。

 その後は牧場見学ということで、豊洋牧場に行った。最初にユニオンゆかりの馬を紹介してもらい、その後は放牧場を主に見学。大人の馬と子供の馬が何頭も集団でかけっこしているところを見ると、馬は本来群れで暮らす動物なんだなと思った。

 その後、新冠サラブレッド銀座という展望の良い場所で休憩し、門別競馬場へと向かった。ツアーで競馬場に行くのは初の試みだそうである。

 門別競馬場では最初は坂路調教コースを見学させてもらう。屋根付きの坂路コースで、雪が積もらないので冬でも調教できるのだそうだ。コースを歩かせてもらったが、係の人が「頂上まで行きたい人いますか?」と言っていたので、頂上まで行っていいものだと思ってガンガン進んでいったら400mほど歩いたところで、後ろから時間なので戻ってこいとの声がする。私が歩いたところまでは勾配は大したことなく、目の前に見える曲がり角を曲がると本格的な坂路になる筈なのに、そこまでは行けなかった。係員はまさか本当に頂上まで行こうとする人がいるとは思っていなかった様である。私以外にもガンガン進んでいった人は何人もいた。


 その後は競馬場エリアに移動して、パドックの中や検量室前を見学。検量室の中も見たかったが中には入れてもらえなかった。普段見れない場所を見たかったのでちょっと残念。
 そして昼食は門別競馬場ジンギスカンだった。前に何度も開催日に門別に来ていて、ジンギスカンをやってるのを見かけているのだが、完全予約制なので利用したことはなかった。屋外のエリアでジンギスカンの支度をしているのを見かけたのでそこでやるのだと思ったが、雨が降る可能性があるとのことで、急遽屋内に場所が変更となった。結局雨は降らなかった。ジンギスカンは外でやった方が風情があって良いだろうな。でも久々に食べたジンギスカンは美味かった。羊の肉は本州だとその辺のスーパーじゃ売ってないし。

 その後は、門別競馬場内で自由行動。門別競馬の開催は行われておらず、JRAの場外発売が行われていた。馬券は朝のうちにネットで買っていたので場内モニターでレースを見る。

 ただ、残念だったのは集合時刻が15時だったということ。これだとJRAのメインレースが見れない。メインレースまでいさせてもらうことはできないのかな。その後、バスで新千歳空港に向かって16時頃に解散したが、あと1時間ぐらい門別競馬場にいたかった。この日のメインレースはバスの中でグリーンチャンネルWebで個人的に見たが、Wi-Fiが使えない環境で高画質でグリチャを観ているとかなりデータを消費していた(汗)。なお、馬券の方の成績はサッパリだった(苦笑)。

 というわけで初参加のツアーだったが、なかなか濃い内容で他の会員さんや牧場の方と交流を持てて充実した2日間だった。特に夜のパーティーは通常の懇親会よりも牧場の人が多いので楽しめた。東京の懇親会にもこれぐらい牧場の人が参加してくれないかな。地元じゃないから無理か。