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日々の雑記帳

ベルラガッツォが早くもせん馬に

 先日10/13に京都競馬場でデビューして1番人気で惨敗した出資馬出資馬のベルラガッツォだが、去勢手術をすることになり、ノーザンファームしがらきに放牧に出された。

 管理する中内田調教師のコメントによると「トレセンに戻ってからもケロッとして、まったく走った感じが窺えませんでした。」だそうである。そして、「改めてレースのパトロールを見ていても、真剣に走っている他の馬に対し、ベルラガッツォは全く力を出し切っていない走りでしたから、能力云々というよりは父母方の気性の悪さがかなり出てしまっていますね。」とのことだ。

 つまり、気性に問題があってレースで全く力を出してなかったそうである。

 中内田師は以前オルフェーヴル産駒に携わった時の経験から、レースを経験して更に気性が悪い方に向く恐れがあると判断し、牧場サイドと相談した結果、気性を改善するために去勢手術を決断した様だ。

 2歳の10月という早い時期の去勢手術である。このまま去勢ぜずに気性の悪さのせいでずるずる行くよりなら、早い時期に対策を打ったほうが良いと判断されたのだろう。去勢後はもちろんせん馬となり、将来の種牡馬入りはもちろん、来年のクラシック出走への道が早くも絶たれたわけだが、良血で調教では良い走りをしていたし競走能力は高いはずなので、復帰後の活躍に期待しよう。