ジャパンカップダートといえばジャパンカップの週の東京競馬場で行われるダートの国際招待競走として創設されたのだが、外国馬が年々来なくなった。そして、いつの間にか阪神に移り開催週もＪＣと別な週になってからはますます国際色が薄くなり、来年から中京で開催となることが発表されていた。
そのジャパンカップダートだが、一部の報道によると名称も変更されるそうだ。しかも国際招待競走ではなくなり、賞金も減額。しかもレース名も「チャンピオンズカップ」と変わるそうだ。
北米の競馬場は左回りばかりなので、右回りの阪神が嫌われて北米の馬が来ないという理由で阪神から中京に移したのに、国際招待競走でなくなるのなら意味が無いと思う。しかも、それなら左回りの東京競馬場でジャパンカップと同じ週にやったほうがいいだろう。その方が海外からＪＣに出走する馬の帯同馬として馬を連れて来やすくなるし。
１２月に行われるジャパンＣダート・Ｇ１が１４年からレース名を変え刷新されることが３日、分かった。新名称は「チャンピオンズカップ」で、舞台を阪神競馬場から中京競馬場に移し、距離は同じダート１８００メートルで行われる。国際招待としての施行を取りやめ、１着賞金は現在の１億３０００万円から９６００万円に減額されるなど、大なたが振るわれる。
同レースは２０００年に創設。当初は東京・ダート２１００メートルで行われた（０２年は中山・ダート１８００メートルで施行）が、０８年に阪神・ダート１８００メートルに移行した。阪神開催移行後は、ダート競馬の本場・北米にない右回りが嫌われ、招待レースながら１０年以降は外国馬の参戦がなかった。
形式化していた「国際招待」の冠を外し、左回り１８００メートルというダート競馬のスタンダードな舞台に移すことで、より現実に即した形でレースが行われることになる。
http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20131003-OHT1T00172.htm
ところで、ジャパンカップダート改めチャンピオンズカップというのはＧＩとして認められるのだろうか？パート１入してからは全重賞が国際格付けとなるので、レース名を変えると同一レースとしてはみなされずグレードなしになるルールがあったと思う。少なくとも改名後２年はグレード無し重賞として開催するということなのかな？
