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日々の雑記帳

今年も惜しかった凱旋門賞

 今週からから久しぶりに我がホームグラウンドの東京競馬場に競馬開催が戻ってきて、もちろん毎日王冠を観に行ったのだが、日本競馬界ではもう1つ大きな話題があった。

 今日フランスのロンシャン競馬場で行われた欧州競馬の最高峰レース凱旋門賞に日本から昨年僅差2着のオルフェーヴルと、今年の日本ダービーキズナが出走したのである。

 オルフェーヴルは1番人気、キズナは3番人気に支持されており、どちらも勝つ可能性がありそうだった。日本馬は2着は多いが勝っていないレースだが、今年は有力馬が2頭も出走するので「今年こそは」と思っていた。私だけではなく日本の競馬ファンの大半が同じ思いだっただろう。

 府中市内の某喫茶店が臨時営業して凱旋門賞のパブリックビューイングを行なっていたので、そこでテレビ観戦してきた。

 レースを見ているとオルフェーヴルも折り合いがついていたし今年こそはと思ったが、4コーナーから直線の入り口にかけて外から他の馬に被せられ、馬群から抜け出せなくなっていた。どうにか馬群をこじ開けて抜け出し、2頭が抜けてきた。

 しかし、またしても勝利には届かずオルフェーヴルは2年連続の2着、キズナは4着という結果だった。勝ったのはフランスの無敗の3歳牝馬トレヴ。3歳牝馬は斤量がかなり軽くなるので斤量の差でまんまと突き放した。オルフェーヴルは昨年は勝ったと思わせるような惜しい2着だったが、今年は差を付けられての2着。去年ほどこの結果は悔しくない。ただ、直線の入り口で外から被せられたのは悔しかった。すんなりレースができたら結果は変わってきたのかも知れない。地元の馬にしてみればアジアの馬には勝たれたくないという意地があるんだろうな。

 これで日本馬は4度目の2着。この壁を超えられる日は来るのだろうか?来年こそは日本馬に凱旋門賞を勝って欲しいな。