毎日がエブリデイ!

日々の雑記帳

南部杯が東京で他、競馬開催Googleカレンダーの更新情報

 本日JRAから平成23年度開催日割の一部変更等について発表された。

 最も衝撃的だったのはマイルチャンピオンシップ南部杯JpnI)がJRAの主催レースとして東京競馬場で行なわれるということだろう。以前から岩手県競馬がJRAと東京競馬場で10/10(祝)に南部杯を開催できないかと調整中という話は聞いていたが、結局JRAの主催でとのことだった。

 南部杯中央競馬のレースというのは違和感があるな。こういう時だからこそ盛岡競馬場で開催して欲しいし、それが無理でも岩手県競馬として他県の競馬場で開催して欲しかったのだが、結局は盛岡競馬場と提携を結んでいる東京競馬場で、主催もJRAで行なわれることになった(売上の何割かは岩手県競馬組合に支払われるようである)。

 競馬法では地方競馬は開催する自治体の領域にある競馬場でのみ開催できると定められているのでこの法律が東京競馬場で岩手県競馬を実施する妨げとなったのかな?著しい天災を受けて自治体内で競馬を行うことが困難な場合はそれ以外の場所でも競馬を施行できるとも法律で定められているのだが、今年の盛岡の場合は著しい天災と言えないのだろうか?通常の競馬は実施できているが大レースを行うには集客等に支障が生じるという微妙な被害状況なので難しいところだよな。また、東京競馬場には岩手県競馬の場外発売場があるが、そこでのみ馬券を発売した場合多くのお客さんが来ることが予想されるので捌ききれない可能性がある。システム的にJRAの馬券発売と岩手県の馬券発売は別なので、普段中央の馬券を売っている売り場で岩手の馬券を売るのは現状できないだろうし。それで中央で開催ということになったのかな?

 南部杯が中央のレースというのは違和感がありありだが、せっかく中央と地方の間にある垣根が低くなったのだから、これを気に普段中央競馬しかやらないライトなファンも地方競馬、特に岩手競馬に興味を持っていただければと思う。

 南部杯の話が長くなったが、それ以外では秋の福島開催が新潟で代替となったのと、年末の小倉が1週間(2日)増えた。今年は福島が全く使えないのが残念だ。中央で唯一の東北の競馬場だし。それから新潟と小倉の開催がやたら多くなった。震災の影響で福島が壊滅的な被害を受けたが、こんな年に中京が開催中で使えなかったというのが実に痛いよな。


 さて、これらの開催日程変更が既に私が使っているGoogle公開カレンダー「JRA開催日程&重賞」に反映されていた。作業が早いな。というわけで私の作成している2011年分の変更分差分カレンダーは変更しない。ただし、交流重賞カレンダーの南部杯の開催場所は修正しておいた。

 以下に私以外の方が作成されている物も含めて、私が知る限りでの競馬開催カレンダーをまとめておく。

競馬開催日程関係公開Googleカレンダー一覧