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日々の雑記帳

全日本2歳優駿観戦記

 先日書いた通り本日は全日本2歳優駿。私が大ファンのグランド牧場の生産馬が4頭、そのうち馬主がグランド牧場の馬が3頭出走ということで、出走馬(地方選出馬)が決まった頃からずっと楽しみにしていたレースだ。

 本当は会社を休んで昼から川崎と行きたかったところなのだが、休みを取るどころか名古屋出張が入ってしまった。何でこの日に・・・と思うのだが。とはいうものの、どうにか時間を取って川崎にかけつけ、セミナイター開催で7:00発走の全日本2歳優駿のパドックに馬が入ってくる頃には川崎競馬場に居た。

 レースはグランド牧場産駒のワンツー。それはそれで嬉しかったが、勝ったのが4頭のうち唯一グランド牧場が馬主ではないラブミーチャン。ドクターコパこと小林祥晃氏の持ち馬である。せっかくだからグランド牧場が馬主の馬に勝って欲しかったよな。特に私が現役時代大ファンだったスマートボーイの産駒ナンテカに。グランド牧場側にしてもスマートボーイの種牡馬としての価値がアップするのでそれが本望であることだろう。それにしてもラブミーチャンは強かった。見事な逃げ切りだった。デビュー以来負けなしか。さすが中央で2歳レコードを出しただけのことはある。あとブンブイチドウはお約束どおり2着。馬券圏内に入る確率はブンブイチドウが最も高いと思っていた。ただし2着か3着だろうけど。

 それから、生観戦している時から気になっていたのだが、スタート直後にスマートボーイ産駒のナンテカが外に大きくよれて外にいたビッグバンにぶつかった様な気がした。VTRで確認したら、やはりそうらしい。同厩舎同馬主同生産者なのに…。これがなかったらビッグバンはもっと好走できただろう。ナンテカは5着、ビッグバンは7着と残念な結果に。ビッグバンはパドックで見たときは1頭抜けて良さそうに見えたのに。何と言うかオーラを放ってた様に見えた。本当はナンテカかビッグバンに勝って欲しかったし、そういう馬券を買っていただけに残念。

 馬券は見事にハズレ。ラブミーチャンはオッズを見て頭にするかどうかを考えようと思っていたら、前日発売1番人気というのを見たので頭で買うのは見送ることにしたのだった。

 表彰式では地方独特の味のある光景が見られて良かった。勝った濱口楠彦騎手(通称ハマちゃん)って多くの地方競馬ファンから愛されてるんだね。表彰式の司会者も「馬主のドクターコパさんです。」とか「ジョッキーのハマちゃんこと濱口楠彦騎手です。」など、登録されている正式名称で関係者の名前を事務的に伝えるだけの中央競馬では絶対に言わないようなセリフで名司会だったと思う。こういう競馬を身近に感じられるというところが地方競馬の魅力なんだよね。


 余談だが、ビッグバンについての角川調教師のコメント。

7着 ビッグバン (角川秀樹調教師)
「ずっと外に張っていて、思うようなレースが出来ませんでした。コーナー4つで外を回る形では、ロスが大きいですね。トビが大きい馬なので、小回りが厳しかったということでしょう」

http://keiba.radionikkei.jp/keiba/news/entry-177450.html

「スタートの時に内の馬に寄られた」とかは一言も言ってない。寄ってきた馬も自分の管理馬なので、そう思っていても言いにくいんだろうな、きっと。