mixiアプリで往年の名作「グラディウス」を発見したのでやってみたのだが、グラディウスの様な上下左右に自機を移動させるシューティングゲームをパソコン用キーボードの操作でプレイするのは操作しづらい。
私はパソコンゲームはシミュレーションゲームぐらいしかやらないし、アクションゲームなどやったことはない。あ、テトリスとかピンボールの様な操作が簡単なものはあるか。とにかく指の操作を信号に変換してPCに入力できるデバイスは、キーボードとマウスしか持っていなかったのである。というわけでパソコンに繋いで使うゲームのコントローラを買いに行った。
コントローラを買いに電気屋に行ったら、普通のゲームコントローラだけではなく、PSやPS2のコントローラをPCにUSB経由で繋ぐようなアダプタが売られていた。バッファローの「BGCUPS201SVA」という製品である(この製品以外でもプレステコントローラを繋げるアダプタは何種類かあるようだ)。というわけでそのアダプタを買った。
安物のコントローラなら980円ぐらいで買えるのだが、そのプレステ用コントローラアダプタはもうちょっと高い。ただし、高いコントローラよりはよっぽど安い。自宅の押入れで眠る旧プレステのコントローラを有効活用するために、そのアダプタを買うこととした。安物のコントローラを買っても操作性はあまり良くないだろうから、それよりだったらプレステのコントローラの方がいいだろう。数年間使っていなかった旧PSのコントローラの有効活用にもなるし、現役ゲームマシーンとして我が家で活躍中のPS2用コントローラもたまにはPCにつないでプレイできる。
それで、ドライバをインストールして旧プレステのコントローラをパソコンに繋いでみたのだが、グラディウスは反応してくれなかった。ゲームコントローラで操作するにはゲームコントローラ対応のソフトでなければならず、mixiアプリのグラディウスはゲームコントローラ対応ではない。キーボードでのみ操作可能なゲームアプリでなのである。
しかし、あきらめるのはまだ早い。ゲームコントローラの操作による入力信号をキーボードからの入力信号に割り当てればいいのだ。どっかにそんなソフト無いかな?そう思って探して見たら、ちゃんと見つかった。「JoyToKey」というフリーソフトである。Windows用ジョイスティックの入力を、キーボード・マウスの入力に変換するソフトだ。プレステのコントローラは「スティック」な形状ではないのでジョイスティックなのかどうか知らないが、とにかくWindowsPCに繋げるゲーム用コントローラならOK。
JoyToKeyを使ってゲームコントローラの入力をキーボードのキーに割り当てたらちゃんと動いた。というわけで我が家ではパソコンでもアクションゲームができる環境が整った。今後どれだけやることがあるのかは不明だが、最近はインターネット上で無料でできるゲームとかが増えてきているので、こういう環境を用意しておくのもいいだろう。