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日々の雑記帳

有馬記念とインプロヴァイズ勝利とオルフェーヴル引退式

 昨日は中山大障害を観戦&レイキッシュボーイの応援のために中山競馬場に行ったのだが、この日も2日連続で中山競馬場を訪れた。出資馬インプロヴァイズが最終レースに出走するからである。ちなみに前日の中山大障害については中山大障害観戦記カイタノで、興味のある方はそちらをお読みになっていただきたい。

 さて、中山競馬場には有馬記念の1個前のレースあたりに到着。混んでいる中に長時間滞在する気がしなかったので、メインの直前に競馬場入りした。まずは大好物であるモカソフトを食べるために耕一路へ。大川慶次郎さんの親戚の方が経営していると言われる喫茶店である。モカソフトを注文すると、見たことのある店員さんが「こっちにも来たの」と声をかけてくれた。私は耕一路府中競馬場店では常連であり、店員さんとも顔見知りなのだが、店が忙しいのか中山競馬場店にも応援に駆けつけているようである。その店員さんのお陰でモカソフトを大盛りにしてもらった。

 さて有馬記念を見ようとスタンド前に向かうが、凄い人である。身動きがとれないくらいの凄い人。身動きがとれないだけならいいが、後から来る客が後ろから押してくるので、ドミノの様に押されるのはたまらない。警備員を立たせて入場制限すればいいのに、それすらしないなんて…。

 レースの方は1番人気オルフェーヴルの圧勝。強かった。4コーナーで先頭に並びかけると、あとは馬なりで後続を突き放すだけ。8馬身差の圧勝。前日の中山大障害のアポロマーベリックも8馬身差の圧勝だが、オルフェーヴルはもともと強いとわかっていたので、中山大障害ほどの驚きは無かった。しかし、まさに一人相撲の強さには圧倒された。

 馬券の方は見事に馬連1着3着。2着はウインバリアシオンで3着がゴールドシップゴールドシップが2着なら獲れたのだが惜しかった。ゴールドシップは最後に脚を余していたので、もう少し早く仕掛けてたら2着はあったと思う。エンジンのかかりが遅く乗りこなすのが難しい馬なので、この馬の仕掛どころを知っている内田騎手を降ろしたのは間違いだったよな。


 その有馬記念も終わり、いよいよ「私のメインレース」ノエル賞である。出資馬インプロヴァイズが出走するレースである。鞍上は奇しくも有馬記念ゴールドシップに乗っていたムーア騎手。ここで勝って有馬記念の借りを返してもらいたい(笑)。

 いつもは後方からレースを進めるインプロヴァイズだが、今回は積極果敢の先行策をとった。直線では道中2番手だった先行馬モンストールとの一騎打ちとなった。「ムーア、差せ〜!」という私の魂の叫びが届いたのか、ゴール寸前でモンストールを交わして先頭に躍り出て、見事に勝利を物にした。今年は出資馬が調子がよく、これで8勝目である。この勝利を生で見れるなんて、普段は混むのが嫌なので現地にはいかない有馬記念の日に中山まで来た甲斐がある。「ついでに」有馬記念も生観戦できたし。

 この日は最終レース終了後にオルフェーヴルの引退式が行われた。せっかくだから見ていくことにした。一昨年ダービーを獲らせてもらった思い出深い馬であり、そもそも昨年の私的年度代表馬である(笑)。出走するレースの後での引退式だが、引退レースとなった有馬記念で優秀の美を飾れてよかったな。三冠馬凱旋門賞2年連続2着など輝かしい実績を持つ馬だが、決して優等生タイプの馬ではないのが魅力の馬だ。昨年の阪神大賞典で大逸走(それでも2着)したり、レース後に騎手を振り落としたりとヤンチャな面のある馬だった。私的にはディープインパクトの様な優等生タイプの馬よりも、オルフェーヴルの様な破天荒な馬の方が好きだ。強さよりも個性に惹かれるんだよな。そっちのほうが見ていて楽しいし。というわけでオルフェーヴル号お疲れさまでした。