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日々の雑記帳

園田&船橋遠征記

 ゴールデンウィークまっただ中の5/4、5/5は園田、船橋両競馬場に行ってきた。出資馬のクイーンマンボが4日に行われた兵庫チャンピオンシップに出走したので、その観戦がメインだったが、翌日も毎年行っている船橋かしわ記念を見てきた。土日も地元府中の開催なので競馬場に行く予定だし、4日連続競馬場という競馬三昧な連休だな(笑)。

5月4日(園田)

 新幹線で大阪へと向かうのだが、適当な時間に家を出て自由席で行こうと思い、新幹線の指定席はとっていなかった。新横浜駅の新幹線ホームに着いて最初に来たのはひかり号だった。ゴールデンウイークということもあり、次ののぞみ号を待っていても自由席に座席がある保証はなかったので、そのひかり号で行くこととする。ひかりの自由席は結構空きがあった。

 そして新大阪駅に行って、そこから大阪・梅田→阪急で園田というのが普通なのだが、今回は散歩がてら神崎川駅(園田の1個手前の駅)まで歩くこととした。30分以上かかるが、歩けない距離ではない。いい運動になる。そして神崎川から阪急神戸線で一駅、園田へ。駅前で食事を済ませた後、競馬場行きのバスに乗り込んだ。

 3レースあたりに園田競馬場に着くと結構な人がいた。途中でサンビスタ絡みで知り合ったYさんとすれ違った気がしたので振り向いたらサンクスホースプロジェクトのジャンパーを着ているようだった。そういえばYさんはサンクスホースプロジェクトのボランティアで園田に行くと言ってた気がしたので、そこのブースに向かうとやはりYさんだった。サンクスホースプロジェクトは引退馬の余生をサポートするために角居調教師(サンビスタやクイーンマンボの預託先)が立ち上げたプロジェクトである。サンビスタJBCレディスクラシック祝勝会の時に角居先生がそういうプロジェクトを立ち上げる準備をしていると話していたので発足前から注目していた。今回、引退馬のリトレーニングのために岡山県の吉備中央町のふるさと納税から費用の一部をまかなえるようになったということで、ふるさと納税をしてくれる人を募集していた。私は一口馬主その他で雑所得があることもあり、毎年確定申告をしているので、せっかくだから申し込むことにした。その時の申込用紙に自由にメッセージを書く欄があったが、最初は空欄にして出した。

 しばらくすると、メッセージ欄に「サンビスタとクイーンマンボに出資していて角居先生には大変お世話になっています」等と書けばよかったなと思い直して、そのことをTwitterに書いていたらYさんからメッセージが来て、書きにもどって来ても大丈夫とのことだった。冗談半分なんかも知れないが真に受けて書きに戻ってメッセージを書いた。それを提出して横を向いたら、そこに角居先生が来ていた。私のことを覚えているかどうかは分からないが(サンビスタの祝勝会で過去に2回ほどお会いしている)、「クイーンマンボに出資している者です」と声をかけて、ちょっとお話をした。ユニオンの懇親会のガチャガチャで手に入れた(正確に言うとガチャをやった人からもらった)クイーンマンボのバッジを見せると「そんなバッジあるんだ」と言われた。メッセージを書きに戻った甲斐があった(笑)。

 その後、コース前でレースを見ていると、サンビスタの応援団長と出資者の間で呼ばれている方(以下団長)が声をかけてきた。以前書いたグランド牧場他見学記'15に登場するあの団長さんである。娘さんと一緒に来ていることが多いのだが、今回は娘さんは来ていなかった。さっそくサンビスタの時と同じような色紙を作っていた。クイーンマンボの前走の写真を見せてもらった。

 その後、パドックで別のサンビスタの出資者(クイーンマンボにも出資している)のIさんとも合流した。その方もグランド牧場の見学でご一緒した方である。まるでサンビスタの出資者仲間で同窓会をやってるみたいだ(笑)。兵庫チャンピオンシップパドックは3人で一緒に見た。

https://www.instagram.com/p/BTqReffFTkG/
クイーンマンボのパドック

 そしてコース側に移動して本馬場入場を見たが、トイレに行って戻ってきたら人がかなり増えていて2人を見失ってしまった。というわけで肝心のレースは一人で観戦である。

 レースは1番人気のシルクの馬であるリゾネーターと2番人気の我が出資馬(ユニオン)クイーンマンボの一騎打ちムードが漂っていた。おそらくどちらかが勝つだろう。そう思っていた。馬券はクイーンマンボを頭にした三連単を買っておいた。
 クイーンマンボは今回は先行して、道中は2番手を追走した。ライバルと目されたリゾネーターは伸びてこなかったが、クイーンマンボも逃げたノーブルサターンをなかなかとらえらなかった。そうこうしているうちにタガノディグオに差されてしまった。せめて2着に来て賞金を加算してほしかったが、惜しくも3着だった。
 クイーンマンボとリゾネーターのどちらか片方は勝つと思っていたが、両方とも連にすら絡めないなんて想定外だ。クイーンマンボは最大のライバルのリゾネーターには9馬身も先着しているにもかかわらず、3着に敗れるなんて…。(リゾネーターは4着。)1番人気馬が馬券圏外に沈み三連複の配当もそこそこ付いたので、三連単ではなくて三連複を買っておけば良かったのか。

 まあ、クイーンマンボは牡馬相手に3着なので関東オークスに出てくれば楽しみではある。しかし、賞金は800万のままなので、出走は確実ではない。ここは最低でも2着に来て賞金を加えてくれたら、今後のローテーションが楽になるのに。

 兵庫チャンピオンシップ以外のレースの馬券もほとんど当たらず(朝からやってて安いのを1つ当てただけ)、失意のまま競馬場を後にした。

 夜はなんばまで行って、そこから夜行バスに乗り込む。東京ディズニーランド行きのバスを予約したつもりでいたが、予約を確認したら東京駅行きだった。

5月5日(船橋

 夜行バスの行き先を自宅から近い新宿や八王子にせずに東京駅にしたのには理由がある。家に帰らずにそのまま船橋に向かうのである。早朝、東京駅に着いて、京葉線に乗り込み南船橋へと向かった。トイレに行きたかったのでその辺のセブン-イレブンで借りて、お礼を兼ねておにぎりを買って朝食とした。そして船橋競馬場に向かうと朝早くからかなりの人がいた。せっかく開門前に来たのだからと特観席を買うこととした。2000円もするが、ドリンク飲み放題なそうなので長時間滞在するのであればお得である。ただし、スマホを充電したかったのに席にコンセントが付いていなかった。

 そして朝から一日いっぱい船橋競馬を特観席で観戦、馬券成績は準メインが終わった時点でちょっとプラスだった。しかし、そのプラス分を上回るぐらいにメインのかしわ記念の馬券を買った。目下5戦連続2着のベストウォーリアを2着固定にして、リッカルド以外の中央馬4頭に三連単で流した。今回のメンバーは5頭までは簡単に絞り込めるのだが、その5頭がかなり拮抗していてどの馬が来てもおかしくなさそうだったので、そういう買い方をしてみた。

 結果は1番人気だと思っていたら最終的に2番人気になっていたコパノリッキーが2年連続3度目のかしわ記念制覇だった。出遅れたが、最後の直線で一気に差してきた。逃げなければダメだと思っていたので出遅れた時は「この馬はないな」と思っていたのだが、下げて後方から直線勝負をするために故意にスタートを遅らせたのだろうか?鞍上が武豊騎手なだけにその可能性もある。
 2着はインカンテーション、3着はモーニンが入線。私が2着固定で馬券を買ったベストウォーリアは最終的に1番人気になったものの4着だった。

https://www.instagram.com/p/BTs_Go3F5WU/
かしわ記念のゴールシーン(4階特観席から撮影)

 かしわ記念は毎年5月5日のこどもの日に日付固定で行われている(旧競馬場所在地の柏という地名と端午の節句に食べる柏餅を掛けている?)のであるが、この日は馬主のDr.コパこと小林祥晃さんの誕生日である。コパノリッキーはだからこそ頑張ってるのか、かしわ記念をこれで3勝目だ。馬主に3度目の「誕生日プレゼント」をしたことになる。

 次の最終レースも外れ、結局準メイン時点でプラスだったのがマイナス収支で船橋競馬場を後にした。私の場合、馬券のトータル収支はメインか最終レースが当たらないとなかなかプラスにはならないんだよな(たとえ途中で勝っていてもメインと最終で使っちゃうので)。

 その後は南船橋から武蔵野線で府中本町まで帰る。府中で5月5日というとくらやみ祭だ。以前は5/5が土日に重なっても、府中があまりに混雑するので中央競馬の開催は行わずに別の日にずらして組まれていたぐらい大きな祭だ。夜は御神輿が出ていた。ちょっとだけ見てから帰った。自宅へ帰る道は御神輿のために封鎖されていたので遠回りして帰った。地元のおばちゃんが警察官に文句を言っていたな。私は城下町の旧市街で育ったこともあり、こういう雰囲気が好きなのだが(ただし毎日やられたら困る)、迷惑に感じてる人もいるんだろうな。