今日は大井競馬場に交流重賞の東京杯を観戦しに行ってきた。準メインの前くらいに大井競馬場に到着。
東京杯の馬券はグランド牧場の生産馬であるラブミーチャンを本命にして勝負。ラブミーチャンは昨年2着馬にも拘らず単勝18.4倍と意外に人気がない。ダート短距離はサウスヴィグラス産駒を狙い撃てば回収率が高いし、ここはラブミーチャンで勝負である。中央馬全てと地元大井のジーエスライカーに流した。さらに、オッズを見ておいしいオッズだと思ったのでラブミーチャンの単勝も買い足しておいた。
そしていよいよレースがスタート。ジーエスライカーが逃げて、ギオンゴールドとラブミーチャンが2、3番手に付ける展開。4コーナーあたりで好位から上がっていったラブミーチャンが直線で抜け出して先頭に立つ。そしてジーエスライカーもしぶとく2番手で粘っている。7月に船橋で行われた習志野きらっとスプリントのVTRを流している様な展開。ジーエスライカーは単勝87.2倍と全く人気になっていないしそのまま決まってくれたら大儲けだ。かなり熱いレースだ。私も思わず「そのまま〜!」と大声で叫び続けた。
しかし、ちょうど私が観ていた目の前であるゴールの100mちょっと手前ぐらいで中央の実力馬タイセイレジェンドとセイクリムズンが交わしにかかる。結局この2頭に交わされてタイセイレジェンドは4着だった。人気を考えたら大健闘だが人気の2頭に阻まれた。その中央の人気馬2頭もラブミーチャンには1馬身半差及ばなかった。
ラブミーチャンが昨年2着の雪辱を果たす勝利である。09年に史上初の2歳馬でのNARグランプリに輝いた実績馬であり、その後も交流重賞で善戦は続けていたが、交流重賞を勝ったのはその年の全日本2歳優駿以来である。勝利騎手の濱口騎手もかなり嬉しそうだった。
馬券の方は単勝、馬複、ワイド2点が的中。しかし、連の相手が1,2番人気ということでそれほどには儲からなかった。人気薄のタイセイレジェンド(4着)があと少し粘ってくれたら大儲けだったのに残念。単勝を買い足したのは正解だったが、連勝式で大きなのを当てたかった。
まあ、応援している馬が勝ったのだし、馬券収支もプラスにはなってるので嬉しいし、最後の直線はかなり熱くなったが、大きな魚を陸に引き上げる直前で獲り逃した様で惜しかったな。
ところで、地方競馬では今日からJRAのIPATでも馬券を買えるようになった。ラブミーチャンの人気が意外に無かったのはIPAT効果なのかも知れない。普段中央競馬しか見てない人もそれなりに馬券に参加してたと思うが、その様な人にとってはラブミーチャンはよく知らない(もしくは全く知らない)馬だろうし。そうだとしたらIPATで売る地方交流重賞は地方馬を絡める等、今までとは馬券戦術も変える必要が出てくる。レースをオッズを見た上で買えればいいのだがそうは行かない場合もあるので。