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日々の雑記帳

くらやみ祭りで競馬式

 今、府中の大国魂神社では神社最大の行事「くらやみ祭り」が行なわれている(府中最大の行事は日本ダービーなので「神社最大」と表記)。街では神輿の出囃子や太鼓の音が鳴り響いている。その模様はJ-COM府中でも中継されている。たぶん。今年は見ていないが数年前はそうだった。

 そのくらやみ祭りの中のイベントである「競馬式(こまくらべ)」が今夜行なわれていたので見てきた。烏帽子姿の騎手(っていっていいのかな)が馬にまたがって神社からケヤキ並木を往復する。競馬式と名乗っていながら「馬を競っている」様子は無く、列になって走っているって感じだった。当然馬券は売られていない(当たり前か)。思わず「差せ〜」とか「そのまま」とか叫びたくなる・・・わけは無い。というか叫んだらバカだ。

 古くから続くお祭りで使われる馬なので日本古来の(外国の人が見たら弱っちく見える)在来種なのかと思いきや、馬の体格はどうみてもサラブレッド。そりゃ、在来種なんて今の日本じゃなかなか手に入らないか。サラブレッドなら近くの東京競馬場から引退した競走馬を借りてくればいいのだから手に入れやすいが。

 競馬式の参道には、「JRA」「東京競馬場」と書いた半天を来た若者が並んでいた。JRAの若手職員が警備というか会場整理に駆り出されたのだろう。東京競馬場はこうやって「地元貢献」しているのか。そういえばひところは祭りのメインである5月5日が土日になった場合、混雑を避けるために競馬開催は行なわれなかったのだが、昨年は行なわれていたな。

 それにしても、家族連れで子供が競馬式で馬が登場した時に大はしゃぎしていたが、そんなに馬が好きなら競馬場に連れて行けばいいのに。地元だったら。