詳細なコメントは今夜予想のページに書くとして思ったことを少々。
- ヴィクトリー出遅れが全て。ヴィクトリーが負けたということだけではなく、これでペースが狂った。
- その恩恵を最も受けたのがアサクサキングス。たまたま前に行って展開が向いて残っただけ。
- その他の有力馬も予想外の展開で仕掛けどころを間違えた馬が多い。特にフサイチホウオー。ただしホウオーは入れ込んでいたのも敗因の一つだろう。
- 64年ぶりに牝馬がダービーを征したのは馬券抜きで感動した。展開が向いての勝利とはいえ、勝負になる馬がオークスではなくダービーに出てくること自体珍しいし、出てこなければ当然勝てないだろう。ダービー出走を決断した陣営は評価できる。
- 四位騎手の乗り方はこのレースに限らず「勝ちに行く」のではなく「惨敗しないように乗る」のが信条。GIでは勝つことは少ないが2,3着が多く掲示板を外すことがほとんど無いことでもそれはわかる。今回は来るべき馬が来なかったので結果的に勝利を物にした。将棋で言うところの「勝つより負けない手」というのが功を奏したのだろう。(1対1の勝負である将棋と1対多の勝負である競馬ではその意味するところは全然違うのかもしれないが。)
- 今年GIを征した3歳牡馬は現時点でヴィクトリーだけ。牝馬のレベルが高いのか牡馬のレベルが低いのか?そのヴィクトリーがダービーでは「A級戦犯」だし。
- 1番人気が掲示板にすら入らなかったのは平成になってからは初めて。いつ以来だろう?
- 皐月賞1〜3着馬が出走しているのに、それらが1頭も馬券に絡まないダービーなんて・・・。ダービーがここまで荒れていいのかよ。
- ウオッカを物差しに考えると桜花賞でウオッカ相手に勝ったダイワスカーレットはとてつもなく強い馬ということになる。
- 私の予想はフサイチホウオウの次の着順に来る馬とその次に来る馬は当たった。仮に(ありえないが)上位6頭が降着になったとしたら的中だ(笑)。
- ちなみにウオッカは来てもおかしくはないと思っていたが、過剰人気だと思っていたので無印としていた。