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日々の雑記帳

久しぶりの東京競馬場での競馬観戦

 この記事に書いた通り、今週から制限付きではあるが中央競馬でようやく観客を入れるようになった。その有観客開催初日の今日、東京競馬場に競馬観戦に行ってきた。指定席の抽選が当たったのである。府中市内に住んでいながら、久々の東京競馬場での観戦だ(競馬自体はこないだ大井に行ったが)。ちなみに毎日王冠の行われる明日は、指定席の抽選を申し込んだが残念ながら落選だった。

 東京競馬場西門に到着してから、入場するのに10分近くかかった。指定席をネット購入した場合、QRコードを見せなければいけないのだが、スマホでそのQRコードを出すやり方がわからないので聞いたら、入場券売り場の人もやり方をわかっていなくて右往左往していたのである。

 どうにか競馬場に入場し、5階C指定席に向かった。指定席は2人がけの席に1人だけ座れるようにしているだけではなく、前後も一列ずつ見えてきた。つまり、前の席は2席とも空いていた。

 1人分の指定席代で荷物置き場ができるので、便利と言えば便利なのだが、やはり入場できる人数は増やしてもらいたいものである。

 一般席エリアに向かったら、私が東京競馬場に行く時は必ず立ち寄ってモカソフトを食べる耕一路が開いてなかった。 その耕一路より先のメモリアル60側は通行止めとなっていた。モカソフトのない東京競馬場東京競馬場じゃないぞ(笑)

 指定席エリアの食堂は私が把握できた限りでは全て休業中だった。一般席エリアの食堂が一部開いているだけである。営業店舗が限られているせいか、客をあまり入れてないのに昼休みの食堂はどこも混んでいた。指定席券を持っていないと入場できないので、午前中から来る客が多いということもあるだろう。

 昼食は西海ラーメンでとったのだが、ここでも10分ぐらい待たされた。予想以上のお客さんがいたので、ラーメンを作るのが追いついてないらしい。

 一般席エリアは席のあるところには入れるのだが、それより前のエリアは立ち入り禁止となっていた。(雨が降っていたので屋根なしエリアに行きたいと思う人はあまりいないと思うが。)

 パドックは結構前まで行けるようだった。最前列には入れないが、それなりに前の方まで行ける。入場人員自体が少ないせいか人はそれほどいなかったが、私は雨だから3階の屋根付きの場所から見ているだけだった。

 観客が少なく、イベントも行われておらず、売店もろくに営業していない競馬場だったが、やはり現地で生で見る競馬は格別である。私にとって東京競馬場は自分の家の庭のようなものなので、ようやく我が家に帰ってきたという感じだ。しかし、以前のような賑わいには程遠い。ゴール前でも「差せ~」とか「そのまま!」とか、レース後の野次などがどこからともなく聞こえてこないと気分が出ず、もの足りない。早く通常通り観客を入れて「普通の」競馬が戻ってきてほしいものである。競馬は単に馬が走っていて馬券が売られてればいいものではなく、そういうものもひっくるめた文化なのだから。ただし、GIのファンファーレの時に手拍子したりオイオイと合いの手(?)を入れたりしてレースをぶち壊しにする連中は、コロナが完全収束しても入場禁止にしてほしいものだ。

 競馬場はこんな感じだったが、西門飲み屋街の店は2件だけだけ営業されていた。競馬場にお客さんが来ないと西門の店は潰れるのではないかと心配していたら、少なくとも2件は潰れていないということで一安心。久しぶりに開いているところを見たので、その飲み屋に立ち寄って行きたかったのだが、その後病院に行く予定があったので、残念ながら行けなかった。

 ちなみに、次に馬が走っている競馬場に行くのは来週の日曜日の東京競馬場。京都では秋華賞が行われる日だが、府中では東京ハイジャンプが行われる。久しぶりに障害レースを生で観るのが楽しみである。