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日々の雑記帳

シルクの一次募集は全て落選で出資できず

 本日、シルクホースクラブの一次募集の抽選があった。私は3頭出資申し込みしたのだが、全て落選だった。中間発表を見て抽優馬(抽選時に優先的に当選になる馬)を当たりやすそうな馬に変更したのに、この有様である。

 シルクの一次募集では、500口のうち300口が過去3年の出資実績のが上位の会員から割り当てられ、残りの200口が抽選である。出資実績のボーダーラインは人気のある馬だと数百万円とかであり、一般庶民には厳しい金額だ。

  シルクホースクラブは、社台傘下になってから会員が急増し、しかも 金持ちが結構入会してきた気がする。私がシルクホースクラブに入会したのは1998年であり、当時は早田牧場が主体のクラブであった。その早田牧場が倒産した後は暗黒時代だったのだが、それでも私は毎年1~3頭ぐらい出資し続けてきた。暗黒時代を支えてきたのは我々古くから継続している会員である。そんな人たちはもっと大事に扱ってほしいものだ。

 私がシルクホースクラブに入会したのはこちらの記事に書いてある通り、値段が手頃だからである。事実、98年時点では(と言うか2010年ぐらいまでは)庶民的なクラブだった。それが、社台の傘下に入り、まるで「第2のキャロット」のようになってしまった。ところで、先の98年に書いた記事を読み返してみると「インターネット上で情報提供やっているところも気にいった。」と書いてある。あの頃は、インターネット上で情報提供をしているというだけで先進的なイメージがあったのだな。今では、一口馬主クラブがWebで情報提供をするのは当たり前となっている。そして、シルクのホームページは重くてしょうがない。これも会員数が異常に増えた影響なのだろうか?

 私が一口馬主を始めた98年から見ると、競馬をやる人は減っている。インターネット環境の整備や金融ビッグバンで株の証拠金取引やFXのデイトレードが手軽にできるようになり、ギャンブル好きの人がそちらに流れたせいであろう(ギャンブル好きと言うパイは当時からそんなに変わってない筈である)。しかし、 一口馬主をやってる人は増えているような気がする。何故だろうか?一口馬主というシステムの認知度が上がったからなのかもしれない。それから、不景気で本物の馬主になりたくてもなれない人が増えたので、一口馬主で我慢しているというケースも増えているだろう。後者の様な金持ちはシルクのような庶民的なところが売りだったクラブに手を出すべきではないというのが、私個人的な考えだが、どうも現実は違うらしい。

  ここまで出資したい馬に出資させてもらえない状況だと、現2歳馬の活躍状況によってはシルク退会も考える必要がある。社台傘下になってから、前にもシルクを辞めようと思ったことがあり、同じ様なこと考えてたら、インプロヴァイズが予想以上に活躍した。だから今でもダラダラと続けてるのだが、今回はどうなることやら。

 ちなみに私はユニオンオーナーズクラブにも入っているのだが、あそこは社台になって以降のシルクとは違い、アットホームな雰囲気である。募集総額もそれほど高くはない(一部の例外除く)。ただし、基本200口なので庶民的といえるかどうかは微妙である。