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北海道2歳優駿の真の覇者はイグナシオドーロ

 昨日(11/1)門別競馬場で行われた交流重賞の北海道2歳優駿(JpnIII)が行われた。

 私の本命は馬主・生産者ともにグランド牧場で道営・角川厩舎所属のイグナシオドーロだ。ダート競馬の雄グランド牧場に道営ではこの厩舎を買えと言われる角川厩舎の馬である。阿部龍騎手が騎乗していた。

 そのイグナシオドーロは父がヴィットリオドーロで母父はスマートボーイという血統である。ヴィットリオドーロは母がプリエミネンスで自身もグランド牧場が馬主として走ったグランド牧場種牡馬である。その種牡馬グランド牧場生産で現役時代は馬主もグランド牧場だった種牡馬スマートボーイの産駒であるベラトリックス(この馬もグランド牧場が馬主で地方競馬で走った)に付けて誕生したのがイグナシオドーロである。まさにグランド牧場の血の集大成だ。グランド牧場ファンとしては応援しがいのある馬である。

 馬券は馬単にしようかと思ったがイグナシオロードを軸とした馬服で勝負。

 レースはイグナシオドーロが逃げる展開だったが、直線では逃げたイグナシオドーロと1番人気のウィンターフェルの2頭が3番手以下を大きく突き離すマッチレースだった。逃げるイグナシオドーロにウィンターフェルが並んで交わした。しかし、イグナシオドーロもバテるどころか差し返す。ゴール板前までそのせめぎあいは続いた。馬複勝負なので馬券的中はほぼ確定になってからもイグナシオドーロに勝ってほしくて「あべりゅー、残せ!」とグリーンチャンネルが流れている自宅のテレビの前で叫んでいた。ゴールの瞬間は体勢的にはウィンターフェルが有利。しかし、首の上げ下げでどちらが勝ったかは微妙だった。どちらが勝ったにせよ好勝負で非常にいいレースだった。

 着順発表はウィンターフェルが1着でイグナシオドーロが2着。この着順で確定のランプが点灯した。馬券は当たったがイグナシオドーロに勝たせてやりたかった。惜しかった。

 ところが、今日になってこの着順は誤審であるということが判明した。

ホッカイドウ競馬交流重賞での着順誤審について会見 残りの開催は予定通りに施行
 ホッカイドウ競馬を運営する北海道軽種馬振興公社は、2日16時から北海道庁で1日に行われた北海道2歳優駿の着順誤審についての記者会見を行った。

 レース終了後、決勝審判員は写真を参考に1着7番ウィンターフェル号、2着2番イグナシオドーロ号として着順掲示板に表示、レースを確定させたが、再確認の結果、誤審が発覚した。

http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=145815

 私の馬券は馬複なのでどのみち的中だが、単勝馬単三連単についてはでに着順が確定したもののほか、正しい到達順位の払戻金相当額を支払うことで検討しているようである。

 しかし、一度確定された着順は変わらないようである。1986年に阪神競馬場で起きた誤審事件も「正しい着順」に基づいた追加払い戻しが行われているが、公式記録としては着順は確定時に発表されたままとなっているようだ。

 門別競馬は売上の9割以上がネット投票であるが、紙馬券を買っていて馬券を捨ててしまった人や裏表を買っていてすでに払い戻しを済ませてしまった人はどうすればいいのだろう?馬券を捨てずに持っていたとしても遠方から遠征に行ってて近くに道営の払い戻し所がない場合は北海道まで行かなきゃならないのだろうか?

 馬主や関係者に支払われる賞金もそうだし、血統表とかにも影響するので納得がいかない。 重賞1着と2着じゃ評価がえらい違いである。イグナシオドーロは母父スマートボーイ、父母プリエミネンス。 父や母の今後にも影響する。父のヴィットリオドーロはマイナー種牡馬だしここで評価を上げてほしいのだが。それから北海道2歳優駿勝ち馬は全日本2歳優駿の優先出走権もあるので、今後のローテーションにも影響するだろう。

 重賞での誤審なんて前代未聞である。戦前とかならおそらく多かったのだろうが、写真判定が普及した時代ではありえないことだろう。確かに中継を見ている限りではわからなかったが、判定写真を見ると明らかにイグナシオドーロが勝っている。写真まで使って判定しているのだから写真ではっきりわかる誤審はどうかしている。

 一点だけホッカイドウ競馬を擁護すると、この件をウヤムヤにせずに発表して謝罪したというのは褒められる点である。ただし、確定の6分後に気付いていたのに発表が翌日午後になるとはいただけない。

 なお、北海道2歳優駿の次のレースである最終レースは馬主生産グランド牧場で角川厩舎所属で阿部龍騎手騎乗というイグナシオドーロと全く同じ組み合わせのアップトゥユーが勝った。こんな納得の行かない結果が発表された直後のレースで平常心を保って騎乗してアップトゥユーを勝利に導いた阿部龍騎手はさすがである。