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日々の雑記帳

ダービースタリオンマスターズをやってみた

 先日、スマホアプリのダービースタリオンマスターズをインストールした。

 ダービースタリオンといえば90年代半ばに大ブームになった競走馬育成ゲームであり、学生時代にかなりハマった。まずファミコンで全国版をやったのだが、ダビスタIIをやりたくてスーパーファミコンを買って、ダビスタ97をやりたくてプレーステーションを買った。ダビスタをやるためにゲーム機を買っていたのである。そして就職活動のときに発売元のアスキーの就職希望者向けセミナーのアンケートで「あなたが学生自体にもっとも力を入れた事は何ですか?」という設問に対して「御社のゲームであるダービースタリオンに最も力を入れました」云々と書いた(笑)。

 90年代はダビスタにかなりハマったのであるが、ダビスタ99を最後にやらなくなった。ウイニングポストにハマったり、ゲーム自体から遠ざかったりしていたので。

 しかし、久しぶりにダビスタをやったら結構ハマりそう。なぜならスマホゲームであるからだ。スマホゲームの場合、わざわざゲームをやるためのまとまった時間をとってやるというよりは、すきま時間を利用してやることが多いからである。だから、ダビスタのシンプルなシステムは、そういう時に便利なのである。

 最近のスマホの基本プレー無料アイテム課金型ゲームの例にもれず、行動力というものがあって(ダビスタの場合1週進めると1消費する)、時間とともに徐々に回復してアイテムを使うと全回復する。ライトユーザはタダにしてヘビーユーザーからカネを取るという現代のスマホゲーム業界の主流のビジネスモデルとなっている。

 昔やってた時から変わった主な点はというと、

 - レースで馬券を売っていない(これは前からこうだったっけ?)
 - セリで幼駒を買ってこれない(繁殖牝馬のセリはある)
 - GIIIを1つ勝っただけで種牡馬になれる
 - 種牡馬を種付けするにはガチャなどで手に入るその種牡馬の種付け権が必要(★)

★をつけた種付けの時の種牡馬の扱いが最も大きな変更点といえよう。今までのダビスタなら4月1週目だと、カネさえあればほぼ好きな種牡馬を種付けできたのだが、今回はカネは要らないけど種付け権が必要で、一度種付けすると権利が1つ減る。好きな種牡馬ばかり付けられるわけではないのである。自家製種牡馬ですら5回までしか付けられない。運不運にも左右されるが、そういう制約があるのでゲームが進んでカネが余り始めてからも戦略的なプレーができるのかも知れない。

 最初はアニメみたいなキャラが出てきたので萎えたが、ちょっと進めると基本に忠実なダビスタであり、初心者からオールドファンまで楽しめると思う。ゲームは家でダラダラとやるのではなくすきま時間をやるものになったスマホ時代に、昔ながらの洗練されたシンプルなシステムがマッチしていると思う。

追記:
 ファンファーレが本物のJRAのファンファーレの曲を使用しているだけではなく、パドックでのBGMが90年代~00年代にかけて使われていたJRAの入場曲だということが凄く気に入ってる。JRAの入場曲は今のものよりもあの時代のものの方が良かったし(GIは今でも前の曲が使われることがあるけど)。