毎日がエブリデイ!

日々の雑記帳

TCK女王盃を観に大井競馬場へ

 昨年は出資馬サンビスタが勝って私が口取りに参加したTCK女王盃であるが、今年も行ってきた。2年連続の生観戦である。平日の昼間開催だっていうのに。

 グリグリの1番人気だったのは昨年大井競馬場で行われたJBCレディスクラシック(JpnI)でサンビスタに5馬身差を付けて圧勝したホワイトフーガ。5馬身ちぎったサンビスタがその後牡馬相手に中央のGIチャンピオンズカップを勝ったのだから相当強いのだろう。牝馬限定なら負けるはずがない。そう思われているからこその1番人気である。無論、私もそう思っていた一人だ。昨年はサンビスタを中心にダート重賞レースを見ていたので、なおさらそう思っていた。

 サンビスタは惜しまれつつも引退してしまったが、今年はサンビスタと同じグランド牧場産でスズカマンボ産駒のパワースポットが出走していた。TCK女王盃に限って言えば岩田騎手からの乗り替わりという点でもサンビスタと共通している。ちなみに今回は地元大井の名手である真島騎手の騎乗である。なんとサンビスタより1歳年上の8歳。芝で勝ち上がって来た馬で、芝の重賞でも3着が3回と好成績を残しているが、前走のクイーン賞(4着)からダートに転向。やはりグランド牧場といえばダートだ。ダート慣れした来た今回は前走以上に期待できるだろう。パドックでの気配も上々だった。

 というわけで、ホワイトフーガとパワースポットの2頭を軸として三連複で他の中央勢に流した。ホワイトフーガはかなり強い馬だと思っていたが、前走のJBCレディスクラシックは展開が向いたのも勝因の一つだし、追われる立場の今回はひょっとしたら他馬に脚元を掬われる可能性もあるかも知れないので三連単ではなく三連複とした。能力差を考えるとどんなに展開に恵まれなくても3着以内に入るのは確実だし、もう1頭の軸馬パワースポットは3着が多い馬だということもある。

 そしてレースの方であるが、直線ではホワイトフーガがやはり抜け出し、横綱相撲を見せるのかと思いきや、後方からパワースポットがもの凄い勢いで迫ってきた。追うたびにその差は縮まってくる。三連複なのでどちらが1着でも買った馬券の結果は変わらないのであるが、せっかくだから応援しているパワースポットに勝って欲しいと思い「まじま~!」と何度も大声で叫んだ。結果、ホワイトフーガが勝ち、パワースポットは2着だったものの、その差は1馬身1/4まで詰まったところがゴールだった(角度的に1馬身差も無いように見えたのだが)。ホワイトフーガもサンビスタを負かした時のような圧勝というわけにはいかなかったが十分な強さを見せた。そして、パワースポットも8歳という年齢を考えれば大健闘だろう。

 3着には押さえていたタマノブリュネットが来て、馬券は見事に的中。三連単ではなく三連複にしておいて良かった。三連単でも的中しただろうけど、パワースポット頭の方が儲かる買い方をしただろうから。

 一つ残念だったのが、レーシングプログラムも配ってなかったし、場内のポスター等でも昨年のTCK女王盃の勝ち馬サンビスタを扱ったものが無かったということか。ひそかに期待して大井までいったのに。

 それにしてもスズカマンボ産駒の活躍馬はメイショウマンボもそうであるが牝馬が多いな。