毎日がエブリデイ!

日々の雑記帳

今週の競馬ブック「グランド牧場を訪ねて」

 今週の週刊競馬ブックの「GI勝ち馬のふるさと」のコーナーが「グランド牧場を訪ねて」という記事だったので読んでみた。グランド牧場は私が応援している生産牧場(兼馬主)であり、ユニオンオーナーズクラブの会員の特典を利用して2回ほど見学させていただいた牧場でもあるが、今回の記事は私の一口出資馬サンビスタチャンピオンズカップを勝ったことを受けての取材である。

 前半部分はグランド牧場の歴史であり、後半部分がサンビスタが'14年のJBCレディスクラシックを勝ったあたりからの、牧場や元牧場社員の角居調教師のサンビスタをめぐる裏話だ。

 以下、感想めいたものを。

 サンビスタは単に日高で生まれた強い馬が中央の牡牝混合のGIを勝っただけではない。母系をたどるとサンビスタの曾祖母の代からグランド牧場に繋養され、その時代時代の牧場期待の種牡馬を種付けしてきて代を重ねて重賞を勝ったホワイトカーニバル。その馬にグランド牧場生産馬で初のGI馬スズカマンボを掛けあわせて誕生したグランド牧場ゆかりの血統の賜物である。その牧場期待の馬がこれだけ活躍したのだから、生産者冥利に尽きるだろうな。

 また、5歳時にレディスクラシックを勝った時に角居調教師は現役続行させたいと思っていたが、人に言えず迷っていたというのは意外だった。その後、チャンピオンズカップを4着に好走して迷いが無くなりグランド牧場の伊藤社長に電話して6歳まで現役を続行させてもらったのだろうだ。その現役続行が吉と出て、6歳時に大活躍することになる。出資者としても嬉しいが、牧場にとっても繁殖牝馬としての価値があがり嬉しいだろう。

 サンビスタにはどんな種牡馬が付けられるのだろうか?仔どもがユニオンで募集されたら出資したいと考えているが、自家生産のスマートボーイだったりしたらぜひ出資しないといけないな。サンビスタは曾祖母の代からグランド牧場が力を入れている種牡馬を種付けしてきたとはいえ、アサティスの血は入っていないのだから、「これぞグランド牧場」という血統の馬になると思う。