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日々の雑記帳

デュナトスが引退

 500万条件で頭打ちとなり、障害転向を目指していた出資馬デュナトスであるが、障害練習が上手く行かずに障害転向を断念し、引退することとなった。

 500万条件でも3着に好走したことのある馬なのだが、去年の昨年4月に出走予定のレースで発走直前に故障が発生して競走除外となってからはいい所がなかった。

 障害に転向するということで密かに期待していたのだが(騎手時代障害の名手で今も自ら調教に乗る田中剛先生の厩舎だし)、適性が無かったようで残念だ。

 もっとやれるはずだと思ったのだが、とりあえず出資金を上回るぐらいの賞金を稼ぐには活躍した(進上金や預託料等を考えると儲かっているかは微妙)。先日エースのサンビスタの引退が決まったばかりでデュナトスも引退とは寂しくなるな。今後の進路はまだわからないが、とりあえずお疲れさま。

美浦トレセン
引き続き、田中剛調教師が騎乗して障害練習を行ったが、本格的な練習に移行してからは、障害コースの高い障害の手前でビタッと止まってしまい、強く促しても近づいていこうとしなかった。何度も何度も強く促し、なんとかひとつは飛んだが、その後の連続障害ではまたも執拗に拒否。日を改めて再度飛越を試みたが、それでも障害の手前でビタッと止まり、全く近づかなくなってしまった。ここまでの内容から現状では障害練習を進めていけない状況であるため、関係者間での協議の結果、障害転向を断念し、このまま引退することになった。近日中に中央登録を抹消する予定。「角馬場の低い竹柵はなんとかクリアできたんですが、コースに設置してある本番と同じ高さの障害に向かったら、全く進んでいかなくなりました。障害転向で精神面が変わってくれればと思っていたんですが…。500万クラスは勝てたはずですし、不完全燃焼で終わってしまい、申し訳ありませんでした」(師)