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日々の雑記帳

サンビスタがマリーンカップ勝利

 本日船橋競馬場で行われた交流重賞マリーンカップJpnIII)で出資馬のサンビスタが見事に勝利を挙げました。

 船橋競馬場まで行って、前のレースは3階のスタンド席で見ていたが、前日から降り続く雨で馬場がぬかるんでおり、昨年のエンプレス杯サンビスタは3着に敗れた)を思い出してしまうような見るからに不良馬場な不良馬場だった。その一つ前のレースも逃げた馬が人気馬を寄せ付けずに逃げ切ってしまった。

 実績からすればサンビスタが断然なのだが、このような不良馬場は不安材料だったし、58kgという斤量も気になった。

 しかし、そんな不安は杞憂に終わり、終わってみれば4馬身差の圧勝。

 スタートしてすぐに2番手に付け、道中はずっと2番手。岩田騎手が馬場が悪くて差し馬不利と読んだのかいつもよりも前目の競馬だった。それが見事にハマり、直線で先頭に立つとあとは後続を突き離すだけ。ライバルと目されたトロワボヌールも必至で追ってきたが全く届かなかった。
 エンプレス杯の負けっぷりを見て重い馬場は苦手なのだと思っていたが、JBCレディスクラシックを勝った時も重馬場だったし、別に重馬場や不良馬場が苦手ということもないのだろう。

 1着サンビスタ、2着トロワボヌール、3着アクティビューティー、4着サマリーズ、5着マーチャンテイマーと掲示板は人気通りかつ実績通りの結果となった。田んぼのような不良馬場だったが、各馬力を出し切ったガチガチのレースだった。

 能力の絶対値ならダート牝馬の中では最強なサンビスタだが、次走を予定しているかしわ記念の叩き台程度に出走したレースで、仕上りも100%ではない筈なのにあっさりと勝ってしまうのだから、牝馬同士なら力が桁違いと言っても良い。かしわ記念も楽しみである。

 ところでかしわ記念は誰が乗るのだろう?TCK女王盃の時はフェブラリーSでも乗れる騎手をということで、主戦の岩田が空いているにもかかわらずC.デムーロを乗せたのだが、今回は叩き台のマリーンカップの岩田を乗せてきている。ということはかしわ記念でも乗ってもらえるという確約が取れたってことだろうか?

船橋10R 小雨 不良 マリーンC(Jpn3・牝) ダ1600
1:38.4(-0.8) 1/12 58岩田康誠 481(+5)
行き脚がついて2番手から。道中は先頭をピッタリマークするかたちで追走し、直線手前で先頭に並び掛けると、直線では楽に前を交わしさり、最後は後続を突き離して完勝した。「全く危なげなかったです。スタートを上手に出てくれたのですんなり2番手に付けられました。ゴーサインを出した時の反応も良かったですね。斤量も馬場も関係なかったです。気持ちも落ち着いていましたし、完璧でした。久しぶりに乗せてもらいましたが、JBCの時からまた成長したように感じました。ありがとうございました」(岩田康誠騎手)