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毎日がエブリデイ!

日々の雑記帳

そりゃぁ毎日はエブリデイですが・・・ (タイトルの由来はこちら  

帯広遠征記

 昨日はばんえい競馬の頂上決戦ばんえい記念を観戦しに、帯広競馬場に日帰り遠征に行ってきた。

 実は先々週の土曜日に生涯初のギックリ腰を発症してしまって腰の痛みが残っていたのだが、帯広行きの飛行機のチケットを早割で取っていたため、キャンセル料が高くてもったいないからキャンセルせずに行くこととした。コルセットを付けたままの状態だったが、まあ普通に歩ける程度には回復していたので遠征を強行。

 朝一の飛行機に乗るために5時頃家を出て府中駅からリムジンバスに乗り込む。4時間ぐらいしか寝ていない。と思って過去のブログを見てみたら昨年も一昨年も完徹していたのか。それに比べたら4時間でも寝ただけマシだ。というかよく起きれたな(笑)。

 7:10羽田発帯広行きのエアドゥ便に乗り込んで帯広へ。とかち帯広空港についてからはバスに乗り込んだ。そのバスは競馬場まで行くのだが、競馬場までは行かずに帯広駅前で降りた。

 まずは腰の療養も兼ねて温泉でも行こうと思ったが、10:00~11:00の間に営業している日帰り温泉はなかなか見当たらない。帯広駅から北に徒歩15分ぐらいのところにある「温泉ホテルボストン」というところが営業している様なのでそこまで歩いて行きモール温泉に入った。帯広といえばモール温泉だ。400円と安い料金だったが、作りは普通の銭湯でお湯が温泉のお湯だって感じ。安いだけある。とはいうものの温泉のお湯の効能は変わるわけではないのでゆっくりと静養できた。

 温泉を出てから向かったところがカレーショップ「インデアンまちなか店」。帯広といえばなんといってもインデアンのカレーだ。私が知ってる限りのカレー屋でインデアンほど美味いところはない。ここの営業時間は11:00からなので、温泉に行ってたのはそれまでの時間つなぎという側面もあったのだ(ちなみに駅前の長崎屋店は10:00開店で、昨年はそこで食べた)。エビカレーを食べる。帯広に来るたびに食べたくなる旨さだ。

 インデアンまちなか店からは西にずっといけば帯広競馬場だ。競馬場に行くための目印としてもまちなか店は丁度良い。15分ほど歩くと帯広競馬場が見えてきた。まずは競馬場の無料入場券を手に入れるために、入口にあるとかち村で買い物でもすることにした。と思ったが豚丼を食べたくなったので「田むら」で豚丼を頼んだ。つい20分ほど前にカレーを食べたばかりなのに。まあ、とかち村でも何か食べようと思っていたのでインデアンカレーは大盛りにせず並盛りにしておいたんだけどね。

 牛丼を食べていよいよ競馬場に入場。一年ぶりの帯広競馬場、そして一年ぶりのばんえい競馬生観戦だ。例によってエキサイティングゾーンというコース間近で馬と一緒に走りながらレース観戦できるところで走りながら各レースを観戦。これがばんえい競馬観戦の醍醐味だ。しかし、朝の3レースから打っているのだが、馬券は全く当たらない。

 この日、中山競馬場では私の出資馬インプロヴァイズが第9レースの幕張ステークスに出走していた。その時間帯は中央競馬モードだ。競馬場2階にあるJRAの馬券売り場のモニターで中央競馬を観戦。昨年のばんえい記念の日もインプロヴァイズが出走していて、その時は見事に勝ってオープン入りを果たしたのだが、その後夏に降格して今回も準オープンに出走である。昨年同様の勝利を期待したのだが、道中でかかってしまいいい所なし。1番人気に支持されたものの直線でバテてしまってビリだった…。昨年とは大違いだな。

 あとはメインを中央の売り場で見て、ばんえいに復活。しかしなかなか当たらない。安い馬複を一つ当てただけという状態でばんえい記念を迎えた。

 ばんえい競馬は平地競馬と違いセパレートコースなので、同じ枠の馬がよく来ることがある。その枠の馬場状態の良し悪しに左右されるのだ。そしてこの日は1枠の馬がよく走っていた。ばんえい記念で1枠にいるのが昨年の覇者インフィニティ。これは軸にするしかないだろう。1番人気だったが、適性は実証済みだし枠順もいいので買わざるを得ない。インフィニティーを軸にキタノタイショウ、ニュータカラコマ、トレジャーハンター、フクドリに馬複で流した。ちなみにトレジャーハンターはインフィニティーの弟である。だからこそ1000kgの斤量もこなせるはずだということで押さえておいたのだが。

 そしていよいよレースのスタートである。通常のレースとことなり1000kgもの重いソリを引きながらのレースである。普段なら第二障害途中まではあまり止まらないものだが、出走馬達は小刻みに止まり息を入れる。

 第二障害も一気に駆け上がれる馬などいない。通常のレースよりもはるかに重い1トンの荷物を曳いている馬たちは坂の途中で休息を入れて、ゆっくりと、しかし懸命に障害を越えていく。インフィニティーは第二障害までは先頭を走っていて、障害を登り始めたのも1番目だったのだが、第二障害で膝を付いてしまう。結局第二障害は3番手でクリア。

 第二障害を越えると通常のレースならそのままゴールを目指すのみなのだが、重さ1000kgのソリを曳くばんえい記念ではそう簡単にはいかない。第二障害後も何度も止まって息を入れてまた走っての繰り返しだ。第二障害を先頭で越えたフジダイビクトリーがピタッと止まってしまう。それを昨年の1番人気馬キタノタイショウが抜き去り、我が本命のインフィニティーもそれに続く。そのまま決まってくれたら的中だったのだが、「そのまま!」と絶叫すると、インフィニティーがそのまま止まってしまう。「そのまま」の意味が違うわ。結局キタノタイショウが昨年の雪辱を果たす様な勝利を飾り、2着はニュータカラコマが入線。馬自体がゴール前を3番目に通り過ぎたのはどうにか盛り返したフジダイビクトリーだったが、馬ではなくソリの後端がゴール板を通過した順番で着順が決まるのがばんえい競馬である。フジダイビクトリーがゴール寸前にまたしても止まってしまい、インフィニティーがどうにか交わして3着だった。

 馬券の方は見事に1着3着&2着3着&縦目。馬複で流したので外れだったが三連複で流していれば的中だった。まあ馬複より安い配当なので儲からないだろうけど。

 上位の着順が決まった後もレースは続く。それがばんえい記念の醍醐味だ。3着までの馬が決まっていて、もう馬券には関係ないのに、ほとんどの観客がレースを最後まで見続けている。このレースが引退レースとなるホッカイヒカルが大きく離されてゴールすると拍手が沸き起こった。これで全馬ゴールイン…と思いきやまだ1頭いた。

 ホッカイヒカルがゴールした後、ようやく第二障害を超えてゴール板前にいた私の視界に飛び込んできたファーストスターだ。それまでは障害の陰になっていて見えていなかった。騎手が必至でムチを入れるが、第二障害で止まったまま動かない。これはダメかもと思ったが、だいぶ立ってからこのレースで最も大きなファンの声援に応える様に第二障害を降りてきた。そして、しばらくしてからゴール。スタートしてから13分27秒6かかってしまったが、とにかく1000kgの荷物を200m運び終えたのだ。本当にお疲れ様。全着順が決まってしまっていてもコースから視線を離さなかった多くのファンの拍手が沸き起こった。勝ち馬が決まった瞬間よりも最後の馬がゴールした瞬間が盛り上がるのはばんえい記念ならではである。ビリの馬でも完走すれば人々に大きな感動を与えられるのだ。これだけの感動を与えられる素晴らしいレースは日本にはばんえい記念の他には、中山大障害中山グランドジャンプしか存在しない。

 今年も全馬完走。すばらしいばんえい記念だった。エアドゥの19:10発の飛行機で帰るので、いつもの年ならここで競馬場を離れて空港に向かうのだが、この時点で乗る予定の飛行機が85分遅れというお知らせが来ていた。というわけで最終レースもやることにする。ばんえい記念当日の最終レースを生観戦するのはエアドゥが就航してからは初めてだ。その前はどうだったか覚えてない。ちなみに最終の外れだったが、最後までエキサイティングゾーンを馬と一緒に走ってばんえい競馬を堪能できた。

 最終レース終了後、ここ3年ぐらい毎年お世話になっている帯広市民のKさんと合流し、空港まで車で送ってもらった。一緒に帰ったメンバーはほぼ恒例となりつつあるメンツだ。飛行機が出るのが遅れているのでどこか食事でも行こうということになったが、結局空港で食事をすることになった。それが正解だった。なぜなら空港でチェックインしたら飛行機が遅れるお詫びとして1000円分の空港内お食事券をもらったからだ。というわけで空港で夕食。

 85分遅れと聞いていた飛行機は、結局2時間遅れとなった。21:10にとかち帯広空港を出発し、羽田のロビーに着いたのが23時頃。電車で帰る気力もなく、府中までのリムジンバスに乗り込んで帰宅。家についたら日付が変わっていた。飛行機の遅れとかもあって疲れたが、ばんえい記念終了後も競馬場で余韻に浸っていることができたので良かったな。できれば帯広に一泊して翌日も競馬場に脚を運びたいところなのだが、なかなか休みがとれないもんで。