普段、大井競馬場に行くときは大井町まで電車で行って無料バスに乗るのだが、今日は交流ＧＩデーだけあってバスが混みそうな予感がしたので、京急で立会川駅まで行って、徒歩で競馬場に向かった。
立会川駅から大井競馬場に向かうのは久しぶりなのだが、改札を出てちょっと左へ向かうと坂本龍馬像ができていた。
その坂本龍馬像のある公園には龍が付かない馬の像（？）もあっり、公園の入り口を2つの像で挟むように並んでいた。
立会川駅の近くには黒船が来た時にたまたま剣術修行で上京していた土佐藩士の坂本龍馬が警備を命じられた浜川砲台があり、坂本龍馬ゆかりの地となっているようである。「ようこそ龍馬のまちへ」という垂れ幕が出ていたが、立地が立地だけに龍馬を競馬に空目してしまうよな。
というわけで立会川から歩いて競馬場入り。
競馬場について最初のレースはすでに準メインだった。パール賞。ダート1200mのレースだ。ダート1200mといえばサウスヴィグラス産駒ということで、グランド牧場生産のサウスヴィグラス産駒でDr.コパこと小林祥晃氏が馬主のキモンアヴァロンを頭に馬単流しで勝負した。パドックの気配も良かったし。気がついたら１番人気だった。
そして、レースは見事にキモンアヴァロンの勝利！相手もちゃんと来て馬単が的中した。
そしてメインは交流ＧＩ帝王賞。ここでもコパさんの馬が１番人気だ。フェブラリーＳ、かしわ記念とダートＧＩ戦線を連勝中のコパノリッキーである。これは外せないでしょう。まして準メインを勝って運までコパさんに味方しているし。
というわけで帝王賞はコパノリッキーを頭にしてワンダーアキュートを２，３着付けにし、その他の中央馬に三連単で流した。コパノリッキーが勝てばコパさんは準メインに続き２連勝だ。
レースの時は晴れていたものの、昼間降った雨の影響で不良馬場で行われた帝王賞。ニホンピロアワーズが逃げて、すぐ後ろにコパノリッキーが付ける展開だったが、３コーナーでは既にコパノリッキーが先頭に躍り出ていた。そして３番手にはワンダーアキュートで４番手にはソリタリーキングが付ける。中央の馬が前を独占していた。不良馬場なので後ろの馬は届かないだろう。このままコパノリッキーが勝って、ワンダーアキュートも３着以内に粘ってくれたら的中だ。
そう思って見ていたのだが、直線でワンダーアキュートがコパノリッキーに並びかけ、みるみるうちに抜き去っていった。勝ったのはワンダーアキュートで、コパノリッキーは２着。常に善戦はするもののなかなか勝ち切れないワンダーアキュートだが、今日は見事に勝利を飾った。１，２着が逆なら的中だったのに…。武豊にしてやられた。
レース後にわかったのだが、兵庫の星オオエライジンが競走中止していた。脱臼したようで、これを書きながら見ていたTwitterのタイムラインの某競馬新聞のアカウントからの情報によると予後不良の様である。これは残念だ。オオエライジン号のご冥福をお祈りします。
ところで、大井競馬場といえばハイセイコー像なのだが、そのハイセイコー像がイルミネーションに包まれていた。こんな感じ。
