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日々の雑記帳

午後の府中は珍名馬オンパレード

 今日は府中開催最終日でフェブラリーSが行われた。府中市民の私は当然の如く東京競馬場へ。

 その今日の府中開催であるが、午後のレースは珍名馬のオンパレードだった。

 まず東京6Rを勝った馬の名前は「ジャイアン」。単勝41倍の人気薄が穴を開けた。この馬の馬名の意味・由来は「巨大な(giant)より。本馬の体格より連想」と登録されている。だったらジャイアントでいいと思うのだが。しかし、その馬の名前はジャイアンなのである。昔オースミジャイアンという馬がいたが、今日勝った馬は正真正銘のジャイアン。文字数が規定の9文字に収まらないから1文字減らしたのではなさそうだ。ちなみにばんえい競馬でオレワスゴイが活躍した後、オレワ(もしくはワタシワ)で始まる馬名を付けるのが流行っているのだが、ぜひオレワジャイアンという馬にも出てきて欲しいものである(笑)。

 そして続く7R。そのレースを勝った馬の名前は「ナンデヤネン」。ジャイアンが勝った時に「なんでやねん」と思ったが次のレースでナンデヤネンが勝つとはもっとなんでやねんだ。

 次の8Rはパクサと言う馬が勝った。前の2頭ほどのインパクトはないが、どちらかというと変な名前だ。ちなみに登録されている馬名の意味・由来は「強制(インドネシア語)」。


 ここまでたて続けに珍名馬に勝たれると次のレースもその様な馬を狙ってみたくなる。そこで9Rセントポーリア賞で私が本命にした馬は船橋の「イクシカナイダロウ」。芝の経験はホッカイドウ競馬所属時代に中央の札幌に遠征してきてコスモス賞6着というのがあるが、その時よりも成長してきているだろう。芝適性は未知数だが逆に言うと未知の魅力ってものがあるし、鞍上が南関東のエース戸崎圭太騎手なので騎手にも期待できそう。というわけでこの単勝万馬券の馬を本命にして単複勝負。

 …しかし、イクシカナイダロウは名前に反して後方からの競馬でブービー。イイトコナイダロウだった。ちなみにビリは名古屋のルンタノチュー。地方馬2頭がビリブービーを独占した。珍名馬勝利の流れもここでストップしてしまったか。

 そして今日のメインはフェブラリーステークス。JRAのGIの中でも最も1番人気の勝率が高いレースだ。そこで予想にも書いた通り1番人気のトランセンドを本命として勝負。しかし、トランセンドは行き脚が付かずいつもの様に逃げられなかった。それが原因なんだろうか6着に敗退で我が馬券もハズレ。その1番人気馬があえなく轟沈したフェブラリーSを勝った馬は「テスタマッタ」。この馬もどちらかといえば珍名馬っぽい響きである。鞍上の岩田騎手が勝利騎手インタビューで「やってまった」と言っていた。しょうもない洒落なのかも知れないが、それまでの珍名馬が勝ちまくっている(そして私が馬券を買うと負ける)傾向と妙にマッチしていたのが笑えた。テスタマッタは3着が指定席だと思っていたが見事に勝利。珍名馬が勝ちまくっていたのでフェブラリーS出走馬の中では最も珍名といえるテスタマッタの単勝でも押さえておけば良かったかな(笑)。

 ちなみにテスタマッタの馬名の意味・由来は「クリエイティブという意味でのクレイジー(伊)」といういいのだかよくないのだかよくわからない意味で登録されている。日本語で言うと「前衛的」に近いニュアンスなんだろうか?登録されている馬名の意味・由来を見ただけであり、イタリア語の Testa Matta の意味を調べてみたわけではないけど。

 馬券は土日ノーホーラだった。私の馬券はそれこそイイトコナイダロウだった(;_;)。なんでやねん。