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日々の雑記帳

名古屋競馬場観戦記

 朝に書いた記事で予告した通り、今日は名古屋競馬場に行って名古屋グランプリを観戦してきた。


 名古屋競馬場には開門直後あたりに到着。交流重賞名古屋グランプリが行なわれるので混むかもしれないし、せっかく早くから競馬場に来たのだからと、特観席のチケット売り場の行列に並び、700円払って特観席で観戦することとした。この日はもの凄く寒かったし、メインの前あたりから小雨ではあるものの雨も降ってきたので、ガラス張りの特観席を確保できて良かった。座席に充電用の電源コンセントがあれば良かったのだが、それは無かった。しかし、札幌競馬場の1000円のA指定席よりはコストパフォーマンスを考えてもマシだった。


 名古屋競馬場は初訪問だったが、昭和の雰囲気を残すノスタルジックな競馬場だ。この日はイベントのゲストとして伊藤咲子が来ていて「♪誰の〜ために〜咲いたの〜」(タイトルは忘れた)など、往年の持ち歌を披露していた。伊藤咲子のいかにも昭和歌謡という曲がスタンドや食堂等の雰囲気とマッチして、ますますノスタルジックな気分に浸らせてくれた。


 まずはせっかく名古屋に来たのだからと、串カツ(味噌)とドテ串で腹ごしらえ。こういうその土地独特のジャンクフードを味わうことができるのも地方競馬ならではである。


 午前中は足を見るという意味でチョロッと買って当たってもちょっとしか儲からない程度の勝負。どうも前に行く馬が有利らしいということが分かった。


 昼飯は食堂で台湾ラーメンを食べる。台湾ラーメンとは担々麺をアレンジした様なラーメンだ。台湾と名乗っているが名古屋が発祥の地であり名古屋名物らしい。せっかく名古屋に来たのだからと、その台湾ラーメンを食べてみることにした。


 昼頃に場内放送を聞いていると、畜産フェアというイベントが行なわれていて、発送前のレースの馬券を3000円以上持っていくと、地元の畜産製品が当たる空くじ無しの抽選ができるらしい。惹かれるものがあったが、この日のメイン名古屋グランプリの馬券は楽天ポイント目当てで楽天競馬で投票済だし、それ以外に貧乏人の私が3000円以上勝負したくなるレースがあるかというと…。と思ったが第7レースで勝負することとした。

 第7レースではグランド牧場産のダンスインザダーク産駒で地方移籍後5戦で3着を外したことのないフィールドダンスの複勝を3000円購入。そして抽選に参加し、知多産赤どりのチキンカレーが当たった。レトルトカレーだけじゃなく馬券も当てたいものだ。と思ったら無事に馬券は的中。フィールドダンスが圧勝。1.6倍の複勝をゲットした。大して儲からなかったが、損するよりはいいだろう。レトルトカレー1個が3000円じゃ高いし。でも、あっさり勝ってしまうのなら複勝ではなく、3倍以上付いた単勝で勝負すれば良かっな。


 さて、メインの名古屋グランプリである。コースを2周半する名古屋競馬場最長距離のレースだ。私の狙い目は中央所属のマコトスパルビエロを頭とした3連単と、元中央馬だが道営に移籍して5連勝中のコパノカチドキを頭の3連単。ちなみにコパノカチドキは先日の北海道2歳優駿に3頭出ししてきた角川厩舎の所属馬だ。
 レースの方はマコトスパルビエロが逃げる展開。そして、そのマコトスパルビエロが逃げきって勝利を飾った。2着はワンダースピード 、3着はマイネルアワグラスと、道中2、3番手に付けていた中央の馬がそのまま残る。1〜4着を中央勢4頭が独占。そこから大差で5着がコパノカチドキ。中央勢と地方馬の力差がはっきりと現れたレースだった。
 馬券は一応的中したものの、見事にトリガミ。しかも回収率が50%にも満たないと来ている。3連単が8倍というのは安すぎるよな。コパノカチドキが勝っていたら儲かったのだが、やはり門別で5連勝中とはいえ中央の壁は厚かったか。


 最終レースは下に降りて一般席で観戦。前日は冬至であり4:20頃でも薄暗くなっており、ゴール板がライトアップされていた。その最終は頭数も手頃だったため、堅くおさまり、馬券は馬連を1点で当てたものの、この日のトータル収支はちょい負け程度のマイナスだった。


 というわけで、私の名古屋競馬場初訪問はこんな感じだった。馬券的には稼げなかったが、初めての名古屋競馬場見参だったし旅打ちの経験値は稼げたかな(笑)。


(追記)あとで楽天競馬の収支を確認したらちょい負けではなくちょい勝ち程度の成績でした。新聞代ぐらいしか浮いてませんが。