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日々の雑記帳

府中の杜

 今朝父から電話があった。父は交通事故で怪我をしたので仕事を
休んでいるのだが、リハビリを兼ねて東京に遊びに来ているらしい。
それで、うちのアパートにもやってきた。典型的な「独身男性の一人
暮らし」の部屋へだ。
 そして昼は寿司を食いに行った。父はわざわざ交通費をかけて東京
まで来ているので、勘定は私が払おうとしたのだが、父は自分が全部
払うといって聞かない。息子に奢ってもらうのは父親としてのプライド
が許さないのか。あまりプライドがある人には見えないのだが(笑)

 その後父と別れ東京競馬場へ(駅で分かれた父には「用事があるので
立川方面へ行くと告げて競馬に行くとはひとことも言わなかった)。
新装開店4日目で4日間通い詰めたことになる。
しかし、東京のレースの馬券は1つも当たっていなかった。この日の
メインレースであるスイートピーが馬連1点で的中しようやくと初日が
出た。そして天皇賞ではヒシミラクルから勝負して馬連万馬券が的中し
た(300円ほど買っていた)。例年堅い天皇賞だが荒れた時に当たっ
てよかった。こういう結末となるのなら、無理にでも昼の寿司代を父に
渡しておくべきだった。「親孝行したい時、当たり馬券は無し」という
ことわざもあるし。いや、後半部分がちょっと違うような気がするが、
まあいいだろう。

 この日は府中の大國魂神社周辺で「くらやみ祭り」というお祭りが行
われていた。ゴールデンウイークといえば神社のお祭り。日本全国でこ
ういうお祭りが行われている。端午の節句であるということもあるのか
もしれないが、ゴールデンウイークなので客が来るだろうという戦略も
あるのかもしれない。
 祭りを見る前に大國魂神社にお参りにいく。府中の杜の神様に本日の
馬券の的中のお礼を言うとともに「また来週もよろしく頼みます」と手
を合わせながら心の中で祈ってきた。かつて私は無神論者だった筈なの
だが、信心深くなったものだ。