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日々の雑記帳

シルクのリビアーモ15に出資決定

 本日、シルクホースクラブの一次募集馬の結果発表があって、リビアーモの15に無事出資することができた。もう1頭、白毛でお馴染みのユキチャンの仔も人期になると思って1次募集で申し込んでおいたのだが、そちらは抽選でハズレ。でも、もっと人気の馬に出資できて良かった(シルクの今年の募集馬で2番目に人気だったらしい)。

 一次募集では500口に対して申込み口数が1727口という3倍以上の倍率となった。シルクは500口のうち300口は過去3年の出資実績(金額)の高い人から割り当てられるのだが、この馬の実績枠のボーダーラインは 2,980,000円だったそうだ。こりゃ、手が届きませんわ。というわけで残りの200口の枠を1500口以上の申込みから抽選で選ばれた模様。実質7.5倍以上の倍率だった。

 非サンデー系なのにここ数年リーディングサイアー争いをしているキングカメハメハ産駒に出資したいと考えていて、何頭か募集されていたキングカメハメハ産駒の中で最も馬体がよく見えたのがこの馬。父も期待できるが母系もサクラハゴロモサクラバクシンオーの母)に連なる魅力的な血統だ。しかも、サンビスタでお世話になった角居厩舎である。角居厩舎の馬への出資馬はサンビスタクイーンマンボに続いて3頭目。牡馬はこれが初めてだ。サンビスタ並の、いや、それ以上の活躍に期待しよう!

 この馬の実績枠のボーダーラインも高かったが、シルクで最も人気の馬であるピラミマの15のボーダーラインは 9,286,000円だったそうだ。年平均300万以上の出資をしていないと実績枠には入れないということだ。逆に言うとそれ以上出資しているシルクの会員が最低でも300人はいたということである。500口で募集されるシルクは一口あたりの出資金がそれほど高くなく(といっても近年は馬自体が高いというのが増えたが)、庶民的な一口クラブだと思っていたし、だからこそ入会したのに。私なんて15年以上やってて全出資馬の出資額を足してもそのボーダーラインに届くかどうかだぞ(計算してないけど)。

サンビスタが栄光の名馬たちに登場(GChはノンスクランブル放送)

 競馬界では日本初の国内での海外馬券の発売がある凱旋門が話題になっているが、凱旋門賞当日であるからだろうか、今日(10/2)のグリーンチャンネルは終日ノンスクランブル放送だそうである。つまり、スカパーかBSの電波が受信できれば、グリチャの契約をしていなくても放送が見れるのである。

 そして今日の20:30からの「栄光の名馬たち」は我が出資馬であるサンビスタである。

 私はグリーンチャンネルWebで見ていて、CATVやBSのグリーンチャンネルは契約していないのだが、Webの場合録画ができない。サンビスタが栄光の名馬たちに出ると聞いたときは録画したいなと思ったのだが、BSがノンスクランブルなら録画ができる(マンションの共同受信で受信はできるので)。

 というわけで、グリーンチャンネル未加入の人でも見れるし、Webしか入っていない人でも録画ができるので、ぜひ見てみよう。なお、5回放送されるが、ノンスクランブルだと判明しているのは今のところ今日だけ(たぶん10/10も月曜開催なのでそうなる可能性が高いが)なのでご注意を。

サンビスタ 主な勝ち鞍:チャンピオンズカップ
2016年10月の新作は、サンビスタです。サンビスタのデビューは3歳の3月(2012年)の未勝利戦とやや遅く、初勝利まではそこから3戦を要しました。その後500万下を2戦目で勝ち上がると翌2013年は条件戦でじわじわと力をつけてランクアップ。2014年に門司Sの勝利を機に地方交流競走も視野に入れ、8月のブリーダーズゴールドC(Jpn3)でついに重賞初勝利。その2戦後には盛岡のJBCレディスクラシック(Jpn1)をレコードで勝利してついにG1馬の仲間入りを果たします。その後もコンスタントに好成績を続け、2015年は地方交流競走でTCK女王盃(Jpn3)、マリーンC(Jpn3)、レディスプレリュード(Jpn2)を制して暮れのチャンピオンズC(G1)に臨みます。サンビスタは12番人気と人気薄でしたが好スタートから中団に控えると、内でずっと我慢。3~4コーナーで先頭との差を詰め、直線外に出すと一気に先頭をとらえてそのままゴール。見事中央のG1制覇となりました。このレースを最後にサンビスタは競走馬登録抹消。その後は北海道日高郡新ひだか町グランド牧場真歌繁殖場で繁殖生活に入っています。

10月2日(日) 20:30~21:30

10月10日(月) 19:00~20:00

10月13日(木) 13:30~14:30

10月16日(日) 20:30~21:30

10月23日(日) 20:30~21:30<
栄光の名馬たち/セレクション | ~中央競馬を見るならグリーンチャンネル~
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 ちなみに、その後実施される凱旋門賞だが、オッズを見て検討しようと思っているのでホームページやブログには予想は書かないことにする(笑)。日本独自でオッズを算出するのでマカヒキが過剰人気なようなら別の馬から行く予定。
 マカヒキも3歳で斤量的に有利だし、父ディープインパクトは失格になったものの凱旋門賞で3位入線しているのでヨーロッパの芝への適性も問題ないだろう(ただし今年はロンシャンではなくシャンティイで実施)。チャンスはあると思う。マカヒキを買うかどうかはオッズと相談かな。

アペリラ引退

 昨日のシルクホースクラブからの通知で、出資馬アペリラの引退が決まったとお知らせが来た。まあ、先日のスーパー未勝利を勝てなかった時点で覚悟はしていたが。

 3戦して3回とも2桁着順で、出走できる未勝利戦もないんじゃしょうがない。なかなかデビューできず、結局3戦しかできなかったのが痛かった。もう少し早くデビューできていれば、チャンスはもっとあったのに。

 今年の3歳世代の出資馬は高額募集馬アレイオブサンとこのアペリラの2頭だけなのだが、2桁着順以外の結果を残すことができず、不発に終わった。そもそも満足に使えない状況か続いたのが誤算だった。勝てないまでももうちょっと出走してくれたら(儲かりはしないものの)楽しめはしたと思うが。

レース結果
アペリラ
9/25日(日)中山3R 3歳未勝利[D1,800m・16頭]14着[10人気]

やや出遅れ気味のスタートから出していくも、後方2番手で1コーナーを回ります。その後も仕掛けながらの追走で、一旦は馬群の後方に取り付くも、勝負処で手応えが怪しくなり後方のままゴールしています。なおタイムオーバーのため10月25日まで出走停止となっています。

杉原誠人騎手「初めてのダート戦でしたが、砂を被って嫌がるような感じはなかったものの、進んで行きませんでした。ずっと道中促しながらの追走になってしまい、トモが緩くて云々というよりも、気持ちが走る方に向いていない感じでしたね。初戦と比べるとこの馬なりに成長してはいたのですが、本当に良くなってくるにはもう少し時間が必要だったのかもしれません。結果を残すことができず申し訳ありませんでした」

古賀慎明調教師「調教の感じからダートでもやれると思っていましたし、今日は脚抜きの良い馬場でもありましたから、条件的に悪くないと思っていました。それでも道中は全然進んでいかなかったところを見ると、ダート適性云々というよりも気持ちの問題が大きいと思います。今回でまだ3戦目ですしキャリアの浅さがもろに出てしまった感じがします。結果を出せずに申し訳ありません」

これまでの競走内容や、未勝利戦への出走資格がなくなったことを踏まえ、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることと致します。近日中に抹消の手続きが取られ、9月29日(木)のサラブレッドオークションに上場する予定です。なお、規約に基づいて提供牧場に募集価格の10%で買戻され、この買戻し額が引退精算時に分配金の対象となります。サラブレッドオークションにおいて、この買戻し額を上回る金額で落札される場合もございますので予めご承知おきください。

お疲れさまでした。

アペリラが中山のスーパー未勝利に出走

 明日(9/25(日))の中山3レースの未勝利戦に出資馬のアペリラが出走します。

 いわゆるスーパー未勝利ってやつ。つまり、ここを勝てなければ中央競馬の未勝利戦に出走できなくなる、つまりほぼ実質的に未勝利のまま引退ってことだ。

 デビューが遅くなりこれが3戦目だが、過去2戦は芝を使って来て後方ママの2桁着順に惨敗だった。それが実質最終戦の今回は初ダート。ひょっとしたらダートにめちゃくちゃ適性があって勝ち上がってくれるということはないだろうか?また、叩いた上積みにも期待できる。前走2着の馬が何頭も出走しているので、厳しいことは確かだが、変わり身に期待しよう。最後のチャンスなのでぜひ勝ち上がってもらいたい。

 ちなみに明日は中山まで応援に行く予定。口取りが当たったので勝てば口取りだ。なお、口取り申込者は定員割れだった模様。

アペリラ 9/25(日)中山 16頭立て 11:10 3歳未勝利 混 D1800m 54.0kg 杉原誠人

古賀慎明調教師「先週の時点で態勢は整っていたので、今週の追い切りは調整程度に坂路で流しただけですが、少しでも気持ちを乗せるために2頭で馬体をピッタリと併せて行いました。除外で1週延びた影響もなく状態は維持できています。未勝利戦に出走できるのは、今回が最後となりますが、アペリラ自身3戦目で、まだ上積みは見込めると思いますし、状態の良さで頑張ってくれることを期待しています」

ブルーヘヴン勝利!

 というわけで、昨日私の出資馬ブルーヘヴンが中山競馬場第1レースの2歳未勝利戦で勝利し、未勝利を脱出しました。

 中山競馬場まで観に行ったのだが、競馬場についたのは発想時刻ギリギリだった。

 スタート後しばらくは4頭ぐらいでハナ争いをしていたのだが、しばらくして抜け出し単騎逃げに。4コーナーを周って直線に入るとさらに抜け出して独走態勢となった。最後に後方にいたトロピカルスパートがもの凄い脚で迫ってきて、私が見ていた位置からだと「抜かれるかも」と思ってひやっとしたが、セーフティーリードを取っていたこともあり、2馬身差の快勝だった。

 本当は口取りが当たり札幌まで観に行った新馬戦の時に勝って欲しかったが、この時期に未勝利を脱出できてしばらくは安泰なので、非常に嬉しい。出資馬の勝利は昨年のサンビスタチャンピオンズカップ以来だし。

 私の出資馬は現3歳、4歳世代はなかなか勝てず、その上の世代が昨年末から続々と引退していて現役馬がわずかとなっていたのだが、ここに来て勝ち上がり馬が出てきたので、今後も一口馬主生活を楽しめそうだ。ブルーヘヴン号の今後の活躍に期待しよう。

2016/09/17
ブルーヘヴンの近況

中山1R 晴 重 2歳未勝利(牝) ダ1200
1:12.3(-0.3) 1/16 54戸崎圭太 484(+6)
互角のスタートを切り先団へ。横一線の先行争いから3角手前で抜け出し、後続に差をつけ直線に入ると、最後まで粘り逃げ切ることができた。「能力ありますね。今日は落ち着いて上手に走ってくれました。最後もよく粘ってくれましたね。前走から距離を短くしたのが良かったと思いますが、もう少し長くても大丈夫だと思います」(戸崎圭太騎手)

ブルーヘヴン出走

 明日(9/17(土))の中山1レースの2歳未勝利戦に出資馬のブルーヘヴンが出走します。

 前走は1番人気に支持されながら、かかってしまいギリギリの3着。それでも今回はメンバーが手薄なこともあってか、またしても(これを書いてる時点で)前売り1番人気に支持されている。

 距離が短くなるのはプラスだし、外枠有利な中山ダート1200mで外枠を引いたので期待したい。
 中山まで観に行く予定なのだが、起きれるかな?

ブルーヘヴン 16/09/17 中山1R 2歳未勝利(牝) ダ1200 54kg 戸崎圭太 16頭 7枠 14番 10:10

美浦トレセン
美南坂良  55.8 39.5 25.7 13.0  強目に追う
坂路で単走で追い切り。僚馬2頭を前に見ながら進み、コーナーでは馬場の大外を回って、前と1馬身差で直線部分に向く。そこから軽く促され、余力を充分に残してゴール。ほぼ馬なりでサッと伸ばした程度だが、引き続き動きは良く、良い感じに仕上がっている。中山(土)ダ1200・牝に出走予定。本馬は前走5着以内で、優先順位が上位のため、除外にはならない見込み。「やりすぎないように意識して追い切りました。時計は平凡ですが、馬体はできていますし、これぐらいで充分でしょう。引き続き調教では左に逃げるようなところはないですが、念のためにレースでは左側だけチークを着けていこうかと考えています」(師)

府中駅誕生100年記念展

 今日(書いてる間に日付変わったので正確には昨日)は府中郷土の森博物館に「京王電車がとおったころ~府中駅誕生100年記念~」を観に行った。とあるブログで話題になっていて、府中市民として観に行こうと思っていたのだが、開催が9/4までなので終わらないうちに観に行くこととした。夏休みに一度行ったのだが、閉館時刻を過ぎていて観れなかったので。

 京王電鉄が展示会のスポンサーなのかどうかは知らないが、府中駅まで京王線が開通するよりも前の府中の交通史も展示してあった。(府中駅開業後は京王電鉄の歴史が中心。)
 江戸時代は甲州街道の宿場町として栄えたが、明治維新で宿駅制度が廃止となり、甲武鉄道(後の中央線)は府中ではなく国分寺を通ることとなったので、府中が寂れてきたが、京王線の開通により町の勢いが盛り返したのか。

 新宿から府中までは京王電鉄として開業していたのだが、府中から東八王子(現:京王八王子)は玉南鉄道という別会社の鉄道だったようだ。
 その時代の案内図が以下の写真である。

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その後、玉南鉄道は京王電鉄に合併されるが、京王と玉南は軌道間隔が異なっていたため、玉南側を京王の軌間に合わせる工事が発生したようだ。

 また、玉南の府中駅はけやき並木の西側(つまり今の府中駅と並木を挟んで反対側)にあったと言われていたが、実際は京王の府中駅のすぐ隣にあって、線路は京王になる前からもともとけやき並木を跨いでいたということが最近資料が見つかって分かったらしい。

 戦前は現在の京王閣競輪場の場所に「京王閣」という京王電鉄が経営する遊園地があったようだが、その時代の案内図(昭和初期と思われる)が以下の写真。

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 京王閣がでかすぎると思う。縮尺は適当なのかな?東京競馬場の場所には「目黒競馬場移設地」と書いてあるので、昭和9年よりも前の時代のものと思われる。この地図だと多摩川原(現:京王多摩川)駅から東京競馬場の真裏までがずっと京王閣で、現代の中央自動車道に沿うように京王閣があったことになるぞ。

 それからこんな写真もあった。昭和16年の府中の地図である。

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 分倍河原駅が南武線との交点ではなくもっと北寄りにあることが分かる。私の記憶によれば、もともと京王線側は屋敷分という駅であり、南武線との乗り継ぎのために現在の場所に移転した時に分倍河原に改称したのだと思ったが、この当時から分倍河原という名称だったようだ。
 府中本町の場所も線路の交点になっていないので、今の場所と違うのかなと思ったが、場所的にはあってそうだ。当時は武蔵野線は無かった筈なので、南北に走っている線路は下河原線なのであろう。そういえば現在の下河原緑道(下河原線の廃線跡に作られた緑道)に沿っているような気がする。

 なお、この地番入りの地図を見てみると、東京競馬場は既にあるのだが、地番が複雑に割り当てられている。当時の東京競馬場府中町と多磨村という2つの自治体に跨って存在していたのである。昭和の大合併の時に府中町と多磨村(&西府村)が合併して府中市となったが、その時に住居表示が行われ、町割りも整理されて、東京競馬場の敷地は全て「日吉町」とされたので、現在の地名には別の町村だったころの面影はない。余談だが、府中市の町名は昭和30年頃の街の様子が反映されてある。例えば「東芝町」は昭和30年は東芝府中工場の敷地とイコールだったが、その後一部が売却されたりしてマンションが建っていたりする。企業名が入っている町だからといって、その企業の所有地のエリアが変わるたびに町名変更してるわけではないからね。

 京王電鉄にとってはどうかわからないが、府中市にとって京王線絡みで大きな出来事といえば、府中駅周辺が高架化されたことだが、そのことは展示されていなかった。昔はけやき並木を跨ぐように踏切があり、交通の妨げになっていた様だが、それが解消されたのは府中にとってはかなり大きいと思うのだが。

https://www.instagram.com/p/BJ5FDEOjuRa/
昔の京王競馬場線の行き先方向板


 博物館では常設展として古代から中世にかけての府中の歴史のコーナーもあって、そちらも色々興味深かった。デジカメの電池が切れたので写真は撮らなかったが。単に国府があったということだけではなく、昔から交通の要所として栄えていた街なんだな。そちらは明後日以降も行われているので、歴史に興味のある人は行ってみよう。